2018年11月4日開催「ゲームレジェンド29」への出展が決定 会場で新書籍を発売!

  • 記事タイトル
    2018年11月4日開催「ゲームレジェンド29」への出展が決定 会場で新書籍を発売!
  • 公開日
    2018年10月26日
  • 記事番号
    608
  • ライター
    IGCCメディア編集部

年に2回開催されているレトロゲーム系同人誌即売会イベント「ゲームレジェンド」。
2018年5月に開催された「ゲームレジェンド28」にゲーム文化保存研究所として初めて出展し、多くの方に私たちの活動を知っていただくことができました。その後期開催分となる「ゲームレジェンド29」においても、当研究所の出展が決定しました!

前回と同じく川口駅前市民ホール「フレンディア」で開催されます。

会場では、同日新発売となる『伝説のゲームデザイナー「上田和敏×遠藤雅伸」対談』と『ビデオゲーム・アーカイブス vol.2 ムーンクレスタ』をはじめ、電子書籍にて好評発売中の『ビデオゲーム・アーカイブス vol.1 クレイジー・クライマー』の紙書籍版を販売します。
ぜひ会場に足を運んで、ご一読ください!

「ゲームレジェンド29」
日時 : 2018年11月4日(日)11:00~15:30
会場 : 川口駅前市民ホール「フレンディア」(埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟 4F)
会場案内はコチラ
公式サイト

30年経っても変わらないゲームづくりの本質とは?
『伝説のゲームデザイナー「上田和敏×遠藤雅伸」対談』【新刊】

当メディアで記事(「伝説のゲームデザイナー・上田和敏氏×遠藤雅伸氏ダブルインタビュー 前編中編後編」)が公開され、話題となった伝説の開発者、上田和敏氏と遠藤雅伸氏。このお2人の3時間以上に及んだロングインタビューをまとめた《ゲーム文化の系譜 Vol.1》『伝説のゲームデザイナー「上田和敏×遠藤雅伸」対談』を、イベントと同日に発売します。

アーケードゲーム黎明期から企画者として活躍され、『Mr.Do!』(1982年/ユニバーサル)、『スターフォース』(1984年/テーカン)、『ソロモンの鍵』(1986年/テーカン)、『女神転生/女神転生2』(1987年・1990年/ナムコ、アトラス)、『キングオブキングス』(1988年/ナムコ)など多くのヒット作を手掛けてきた上田和敏氏。

そして『ゼビウス』(1983年/ナムコ)、『ドルアーガの塔』(1984年/ナムコ)などの伝説的ゲームの作者であり、現在は東京工芸大学教授などを務める遠藤雅伸氏。2人はともにアーケード、コンシューマー、携帯ゲームと活躍の場を変えていったという似た経歴を持つだけでなく、若い頃からの知り合いで、カードゲームを共同制作した経験まであるという、多くの接点を持つ間柄でもあります。

今回、当研究所では両氏への同時インタビューを敢行。2人の知られざる関係とともに、デビュー作から始まり、これまでほとんど掘り下げられることのなかったガラケー時代やカードゲーム制作のエピソード、そして、ゲームデザイン論など、興味深い話が次々と飛び出しました。

30年経っても変わらない、ゲームづくりの本質をとことん語り合った充実の1冊。ご期待ください!

《ゲーム文化の系譜 Vol.1》 伝説のゲームデザイナー「上田和敏×遠藤雅伸」対談
【著者】上田和敏/遠藤雅伸/見城こうじ /大堀康祐
【内容】
第1章 ヒット作が出るまでの二人の経緯
第2章 “時効だから話せる”伝説作品の開発秘話
第3章 ガラケーゲーム開発の裏側
第4章 二人でタッグを組んだカードゲーム
第5章 30年でゲーム観はどう変わったか
第6章 形を変えて拡大するゲーム業界
第7章 ゲームデザインとボードゲームの不思議な関係
第8章 ゲーム企画の作り込み方
【定価】紙書籍版 1000円/電子書籍版 500円(Amazonで電子書籍版を発売中)
【発売日】紙書籍版・電子書籍版 2018年11月4日
※お問い合わせはコチラまで

ビデオゲームアーカイブスの記念すべき第1弾!
『ビデオゲーム・アーカイブス vol.1 クレイジー・クライマー』

Amazonにて好評発売中の電子書籍『ビデオゲーム・アーカイブス vol.1 クレイジー・クライマー』が紙書籍となって新たに登場。

画期的なツインレバーでゲーム業界に衝撃を与えた異色作『クレイジー・クライマー』(1980年)。アーケードゲームに伝説を刻んだ日本物産を懐かしい写真とともに紹介した特集記事「日本物産とはどんな会社だったか?」や開発者・藤原茂樹氏インタビュー、基板から見た『クレイジー・クライマー』など、名作ゲームが作られた舞台裏を、一般には公開されていなかったオペレーター用の設定資料や海外向けの販促資料とともに初公開しています。

今なお語り継がれるヒット作の全容がこの1冊に凝縮!

『ビデオゲーム・アーカイブス vol.1 クレイジー・クライマー』
【著者】見城こうじ/石黒憲一/大堀康祐
【内容】
・『クレイジー・クライマー』をつくった男、藤原茂樹インタビュー
・日本物産とはどんな会社だったか?
・どんなゲームだったのか?
・筐体から見た『クレイジー・クライマー』
・さまざまなインストラクションカード
・ゲームシステムと操作方法
・登場キャラクターとドット絵パターン
・敵ギミックの出現ポイントまでを網羅した「全ステージマップ」
・「裏技・バグ技」大公開!
・〈対談〉石黒憲一(娯楽産業研究家/キバンゲリオン)×大堀康祐(ゲーム文化保存研究所所長/うる星あんず)
・移植された『クレイジー・クライマー』たち(ファミコン/プレイステーション/玩具・ボードゲーム)
・基板から見た『クレイジー・クライマー』
・基板で分かる『クレイジーコング』『リバーパトロール』との関係
【定価】紙書籍版 1000円/電子書籍版 500円(Amazonで電子書籍版を発売中)
【発売日】紙書籍版 2018年11月4日/電子書籍版 2018年1月18日
※お問い合わせはコチラまで
「クレイジー・クライマー」 ©HAMSTER Co.

ニチブツの名作『ムーンクレスタ』を丸ごと特集
『ビデオゲーム・アーカイブス vol.2 ムーンクレスタ』【新刊】

ゲーム黎明期の名作をアーカイブする『ビデオゲーム・アーカイブス』シリーズ。
その第2弾として、日本物産(ニチブツ)の名作『ムーンクレスタ』(1980年)をフューチャーした『ビデオゲーム・アーカイブス vol.2 ムーンクレスタ』を新たに発刊します。

画期的な3機合体システムや音楽でシューティングゲームを牽引した名作『ムーンクレスタ』。その開発者である藤原茂樹氏へのインタビュー、当時制作を請け負ったジョルダン社の“今だから話せる”開発秘話など、『ムーンクレスタ』の魅力を徹底解剖しています。

第1弾に引き続き、今回も当研究所が所蔵するオペレーター用の設定資料や海外向けの販促資料も掲載。コレクター垂涎ものの資料が満載です。
ニチブツの集大成、ここにあり!

『ビデオゲーム・アーカイブス vol.2 ムーンクレスタ 』
【著者】見城こうじ/石黒憲一/大堀康祐/hally(VORC)/なるお(the syntaxerrors)
【内容】
・『ムーンクレスタ』の誕生秘話、藤原茂樹インタビュー
・どんなゲームだったのか?
・ゲームシステムと操作方法
・キャラクター紹介と攻略法
・『ムーンクレスタ』のサウンドデザイン
・80 年代初期のニチブツ・ゲームサウンド
・当時の空気を伝える雑誌記事や広告
・“今だから話せる”開発秘話、制作会社ジョルダンインタビュー
・基板から見た『ムーンクレスタ』
・『ムーンクレスタ』の姉妹作たち
・海を渡った『ムーンクレスタ』たち
・『ムーンクレスタ』にまつわるよもやま話
【定価】紙書籍版 1000円/電子書籍版 500円(Amazonで電子書籍版を発売中)
【発売日】紙書籍版・電子書籍版 2018年11月4日
※お問い合わせはコチラまで
「ムーンクレスタ」 ©HAMSTER Co.

こんな記事がよく読まれています

2018年04月10日

ゲームセンター聖地巡礼「1980~1990年代 新宿」前編

今回から、新企画「ゲームセンター聖地巡礼」の連載がスタートします。当研究所・所長の大堀康祐氏と、ゲームディレクターであり当研究所のライターとしても協力いただいている見城こうじ氏のお2人が、1980~1[…]