本日もHey日和 18日目

  • 記事タイトル
    本日もHey日和 18日目
  • 公開日
    2024年08月09日
  • 記事番号
    11671
  • ライター
    きらり屋

国内外から観光客が訪れる一大観光地、秋葉原。
その中心地にあるHeyを訪れる外国人観光客には、どんなビデオゲームが人気なのでしょう?

※店内や筐体の写真などは、お店の許可をいただき撮影しております。

外国人観光客に人気のビデオゲームあれこれ

秋葉原ではコロナ禍の影響で観光客が激減しましたが、今やすっかり元どおり、かつての賑わいが戻って来ています。
Heyでは外国人観光客の親子やカップル、若者集団がクレーンゲームを遊んでいる姿がよく見られます。では、ビデオゲームについてはどうでしょう?
外国人観光客に人気のビデオゲームについて店員さんに聞いてみました!

『鉄拳7 FATED RETRIBUTION ROUND2』、『鉄拳タッグトーナメント』。
©2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.
©CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.
©2018 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
©1994 1995 1996 1999 NAMCO LTD. ALL RIGHTS RESERVED

『鉄拳7 FATED RETRIBUTION ROUND2』、『鉄拳タッグトーナメント』は遊んでいるところをよく見かけます。「鉄拳はどこですか?」と名指しで尋ねてくる方もいますし、「対戦のやり方を教えてほしい」と言われることも多いですね。やり方がわかると「イェーイ!」って盛り上がって対戦を楽しまれています。
 

『鉄拳7』の筐体インスト部分に英語で対戦のやり方が書かれているのは、そういうワケだったんですね。
最新版は家庭用の『鉄拳8』ですが、アーケードでも出てほしいですね!

左から『マリオブラザーズ』、『VS.スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオワールド』。
© 1983 Nintendo
© 1986 Nintendo
© 1990,1991 Nintendo

きっとやってもらえるだろうと思って設置したら、案の定大好評です。よく遊んでいただいてます!
 

様々な国で愛されているマリオは、やっぱり大人気なんですね。
ちなみに『スーパーマリオワールド』は、海外向けに販売されたSNESのアーケード基板で動いているため、日本人にとっても非常にレアなタイトルです。
家庭用コントローラーっぽいのにコンパネにがっちり固定された操作デバイスも、独特の操作感なのでぜひ一度プレイしてみてください。

『テトリス』
Tetris ® ; © Elorg 1987 Tetris Logo by Roger Dean, © The Tetris Company 1997 Original Concept & Design by Alexey Pajitnov Sega™; ©Sega Enterprises,Ltd.,1976 All Rights Reserved Tetris ® licensed to The Tetris Company and sublicensed to Sega Enterprises,Ltd.
『パズルボブル』
© TAITO CORPORATION 1994 ALL RIGHTS RESERVED.
『ボンバーマン』
© 1991 IREM CORP.
©Konami Digital Entertainment

ゲームにあまりくわしくないお客さんでも、『テトリス』は「これならできるかな」という感じで遊ばれるようです。
『パズルボブル』は知名度が高くて、「パズルボブルありますか?」と聞かれることがよくあります。
『ボンバーマン』は、友だち同士で対戦している様子をよく見かけます。

 

筆者も『ボンバーマン』を外国人男性がふたりで遊んでいるのを何度か見かけました。
パズル系は遊んでいるうちにルールを理解しやすいので、手を出しやすいのも頷けます。

マニアな外国人も訪れるHey

Heyに来店する外国人観光客は、1階の免税店を目的にやって来て、買い物を済ませて観光バス出発までの時間つぶしに上階のHeyに上がってきてうろうろ見学する。というパターンが、実は多いそうです。

そうした時間つぶしで立ち寄る人とは逆に、日本のゲーム文化を求めてHeyに遊びに来る、いわゆるオタクな外国人もいます。

『ネビュラスレイ』
©Bandai Namco Entertainment Inc.

一度「ネビュラスレイありますか?」と聞かれたのはびっくりしました(笑)。
 

それはびっくりですね(笑)。
しかもそれが実際に置いてあって遊べる、ってところはさすがHeyです~!

『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』
©CAPCOM CO., LTD. 2001, 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
©SNK PLAYMORE

『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』を遊んでいるところを結構見かけるんですけど、意外なのが、『MARVEL VS. CAPCOM 2 New Age of Heroes』よりも人気なんですよね。
アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンとか、外国人の人気が高そうなんですけどね。

 

『カプエス2』の方が遊ばれてるんですか? 人気のアメコミヒーローが登場する『マブカプ2』よりも……。それは確かにちょっと意外です!

Heyではその他、対戦格闘ゲーム、ベルトスクロールアクション、『PONG』、『バトルギア4tuned』も外国人観光客に人気とのことでした。
筆者はよく2階をうろうろしているので、ケイブのシューティングをプレイする外国人の姿もよく見かけます。

以前、『19XX -THE WAR AGAINST DESTINY』を遊ぼうとしたら100円玉が飲まれて、店員さんに中を開けてもらうと外国のコインが詰まっていたことがあります。
聞けば、ときどき自国のコインを入れてしまったり、10円玉10枚で遊べると勘違いして詰まらせてしまう人もいるのだとか。これは外国人観光客の多いお店ならではの苦労だな、と思います。

しかし筆者の30年余のゲーセン人生、外国人観光客が多いお店ならではのおもしろい経験もありました。
池袋GiGOをホームしていた時代、ガンシューティングゲームをクリアして拍手や声援をもらうことが多々ありましたが、これは外国人観光客が圧倒的に多かったです。

Heyでもつい先日、『バトライダー』6ボスを初めて倒せるかの瀬戸際で、声を出し体を動かし必死で撃破したとたん、恐らく見ていて熱くなった外国人ニキが、
「おま、やるじゃん!」(たぶんそんなことを言ってたハズ)
とサムズアップ&笑顔で褒めてくれました。

観光気分の為すところか生来の人柄かわかりませんが、感情をあらわにしてゲームで健闘した人を褒めるところは、ええやん! と思います。

これからもたくさん外国人観光客の方々にHeyを楽しんでもらいたい。私たちも目一杯楽しんでいきましょう!

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