ゲーム・エンタメの最新の話題を伝えるぞ! 山村智美の『未来ゲーム Travelers』

  • 記事タイトル
    ゲーム・エンタメの最新の話題を伝えるぞ! 山村智美の『未来ゲーム Travelers』
  • 公開日
    2026年03月06日
  • 記事番号
    14048
  • ライター
    山村智美

ゲームやエンタメの最新の話題を伝える月刊連載コラム『未来ゲーム Travelers』です。

3月になって、だんだんと暖かい日が増えてきましたね。

というか暖かくなるのも急激な感じがして、今年も暑い日が多くなりそうな予感に今から怯えている毎日です。花粉もすごいですしね。

さてさて、3月と言えば“卒業シーズン”なわけですが、

卒業という、一つの段階を終えて、次の段階へ移る「節目」は人それぞれ、人生に何度もあります。

長年、Xboxの顔として活動されてきたフィル・スペンサー氏が、38年間在籍したマイクロソフトを退職されました。また、フィル・スペンサー氏の下でXbox部門の現代表を務めていたサラ・ボンドさんもマイクロソフト社を離れるとのこと。後任にはCore AI部門のプレジデントだったアシャ・シャルマ氏が就任予定ということです。

SNSでは、これについて驚きの声とともに、肯定的な意見も不安からの意見も散見されましたが、新しい体制で変化を求めていくことに期待を寄せる建設的な意見も見られました。

ゲームもハードも混迷の時代だなと感じることが多いですが、だからこそ新しいムーブメントが生まれることに期待していきたいですね。

では、今月の曲~。

2月27日についに発売され、大ヒット中の『バイオハザード レクイエム』より、Colin & Carolineが歌うテーマソングのMVが公開されています。ゲームをプレイ中の人、クリア済みの人、まだプレイするか迷い中な人も、こちらのMVは要チェックですよ。

 

初代『ポケットモンスター 赤・緑』からついにポケモン30周年! 最新作やゲームボーイ風の音楽プレーヤー発売など各種展開が発表

ポケモンの30周年を記念した「Pokémon Presents 2026.2.27」が2月27日に配信され、ファン待望の新作やリマスター、グッズ、さまざまなタイトルのアップデートが一挙に発表されました。

最大のトピックは、

シリーズ完全新作『ポケットモンスター ウインド・ウェーブ』!

2027年にNintendo Switch 2 専用ソフトとして全世界同時発売となります。

壮大な自然を舞台にした冒険となるそうで、御三家ポケモンとして、エネルギッシュだけど不器用な「ハブロウ」、無邪気でフレンドリーな「ポムケン」、知能が高く背伸びしたふるまいであざとく立ち回る「ミオリー」も初公開。

SNSでは早くも「ポムケン」が人気となっていましたね。

©Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK

ノスタルジックな注目アイテムとして、『ポケットモンスター 赤・緑』のBGMをゲームボーイ風の専用プレーヤーで楽しめるミュージックプレーヤーが発売決定!

ゲームボーイの約3分の1サイズの本体に45種類のカートリッジを差し替えることでゲーム中のBGMが再生できるというこだわりの作り。『ポケモンセンターオンライン』と『My Nintendo Store』で抽選販売を行います。

各種ゲームのアップデートでは、

初代リメイク『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』のNintendo Switch版を配信開始。

『ポケモンチャンピオンズ』のSwitch版が4月、スマホ版が夏に配信開始、『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』がニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classicsに追加。

『ぽこ あ ポケモン』ではロトムの新形態「ステレオロトム」が登場し、『ポケモンレジェンズ Z-A』に「メガガブリアスZ」が「M次元ラッシュ」で実装。『ポケモンマスターズ EX』には初代主人公レッドが参戦します。

さらに、『ポケモンカードゲーム』の30周年記念商品『ポケモンスリープ』で「ミュウ ミッション」を開始。『ポケポケ』の新パック発表に、『ポケモン ユナイト』への伝説の鳥ポケモン「サンダー」「ファイヤー」「フリーザー」参戦と、多彩なタイトルでの展開が行われます。

イベント面では、サンフランシスコで「ポケモンXP」と「ポケモンワールドチャンピオンシップス2026」が同時開催。

『ポケモン GO』では、ほぼすべてのポケモンが登場する大規模イベント「ようこそ!ポケモンカフェ ~まぜまぜパズル~」と題して、最初の3匹が揃う30周年イベントが予定されているとのこと。

30周年ということで非常に多彩な発表となりましたが、初代のゲームボーイ世代から新作まで登場以来のすべての世代に贈るパワーがあることに、改めて驚かされますね。

 

『バイオハザード レクイエム』Steam同接32万人超、恒例の謎コラボも好評の好発進

ついに発売されました『バイオハザード レクイエム』!

すっかり『バイオハザード』シリーズ恒例となった発売前の謎コラボですが、今作は何と通販でおなじみ「夢グループ」とのCMが登場して話題となりました。

夢グループCMでは、なぜか「ぶら下がり健康器」と『バイオハザード レクイエム』のソフトをセットにしたコラボ商品『恐怖の悪夢セット』を販売するも、2時間ほどであっという間に完売し、夢グループの石田社長も驚きを語っていました。

さらにバイオハザードの組織アンブレラ社が「日清食品」を知的財産権侵害の件で提訴するためラクーンシティ高等裁判所に訴状を提出したという、想像の斜め上なコラボも展開。アンブレラヌードルという食べたいようで食べたくないものも登場しました。

肝心のゲーム本編ですが、

発売後に、何とSteam同時接続(プレイ中)が32万人を超えて、シリーズ最高記録を更新。

プレイした人からの評価も軒並み好評です。

ボクももちろん発売日からプレイして、今この原稿を書いている時点ではまだクリアしていませんが、『バイオハザード レクイエム』は女性主人公のグレースがホラー、レオンがアクションと、2面性のある構成がメリハリがあって、いうなればサウナのよう。レオンの頼もしさがあるぶんグレースになったときの心細さが際立っています。

肝心のストーリーも、非常に興味深い内容となっていて、シリーズ作をプレイしてきた人であればあるほど、随所で驚愕できるものとなっていると感じます。近年の7、そして8から、このレクイエムでの展開は、必見です。

今年前半の最大の話題作、様子見をしているという人もぜひチェックを。

©CAPCOM
©CAPCOM

 

格闘ゲームの祭典「EVO」をサウジアラビアQiddiyaが完全買収。2027年には新たに5国での展開を発表

格闘ゲームの祭典といえば、前身の大会である「Battle by the Bay」の1996年から続く「EVO(Evolution Championship Series」』ですが、今年、大きな転機を迎えました。

サウジアラビアの政府系投資ファンド「Public Investment Fund(PIF)」傘下のQiddiya Investment Company(Qiddiya)が、2026年2月20日にEVOに関わる株式を全て取得し、EVOを単独で運営することとなりました。

近年の流れは以下のようになります。

・2021年 SIE(Sony Interactive Entertainment)とRTSがEVOを買収、共同運営開始

・2025年8月 Sonyが株式をインドのNODWIN Gamingに売却

・2025年9月 QiddiyaがRTSを完全買収

・2026年2月20日 QiddiyaがRTSを通じてNODWINの株式を取得、EVOの100%所有権を獲得

EVOというと近年はSIEが共同運営してきたイメージが強いゲームファンが多いと思いますが、昨年8月にインドのNODWIN Gamingに売却してSIEが離れ、その後にQiddiyaがRTSとNODWINの株式を取得という流れになります。

2025年のEVOより
© 2025 E-Sports Evolution, LLC. All rights reserved.

このニュースを受けて、世界中のファイティングゲームコミュニティ(FGC)からは不安の声など様々な意見が寄せられましたが、これを想定していたEVO公式からはすぐに

「Beginning The Next Evolution」

という、今後のビジョンを公開する発表が行われました。

発表の主なポイントは以下のとおり。

・開催地域の大幅拡大

 2027年から新たに以下の国、地域でEVOイベントを開催

ブラジル
モロッコ
メキシコ
サウジアラビア
中国

これにより、従来のアメリカ(ラスベガス本戦)、日本(EVO Japan)、フランスなどに加えて、世界9つの国・地域へとEVOの開催を広げる計画。

また、複数の格闘ゲームタイトルを使って「真の格闘ゲーム・グランドマスター(総合王者)」を決める新しい世界選手権を創設。適応力・ゲーム知識・基礎力を多角的に試す内容で、使用タイトルは「最新作」と「歴史的名作」を組み合わせ、コミュニティ・パブリッシャーと相談して選定予定。

開催地は、EVO発祥の米国または日本(詳細は2026年後半発表予定)。

この発表は、コミュニティの懸念を払拭しつつグローバル展開を加速させる意図が見えるものになっています。

また、QiddiyaのChief Strategy OfficerであるMuhannad AlDawood(ムハンナド・アルダウード)氏は、「EVOの特別さを守り、FGCをグローバルに強化する」と、不安の声に向けてか声明を発信しています。
 

2026年は5月のゴールデンウィーク時期に日本で「EVO Japan」が開催され、本家の米国ラスベガスでの「EVO」が6月26日~28日、フランスの「Evo France」が10月9日~11日、シンガポールは2027年初頭という予定になっていますが、

これに加えて追加の5国もあるとなると……何と9国での開催となるので2ヶ月に1度ペースよりも頻繁になっていきます。

この発表にゲーミングチームからは「所属選手の渡航費で破産しそう」などのジョークポストも寄せられていますが、実際のところこの展開に、カプコンカップやSNK World Championship 2025、鉄拳ワールドツアー、Esports World Cupといった、シーズンでの大会ポイント獲得選手が出場できる形式の大会運営がどのように対応していくのか、それに対してプロ選手やゲーミングチームがどれぐらい対応していけるのか、気になるところ。

 

3月の注目タイトルは、ついに発売『Slay the Spire 2』! 『ぽこ あ ポケモン』や『Marathon』も期待の新作

2026年3月に発売されるタイトルから注目作をピックアップ!

今月は月初に発売されるタイトルが注目どころですね。

大本命はやはり、

デッキ構築型ローグライク『Slay the Spire 2』!

夢中でハマってしまう人が続出した前作から、ついに続編の発売となります。

よりかわいいタイトルからは、

ポケモン初のスローライフ・サンドボックスゲーム『ぽこ あ ポケモン』

そして、ヘビーなシューター向けのタイトルとしては、

『Halo』や『Destiny』を開発したBungieが手がけるPvPvEサバイバル脱出型FPS『Marathon』

が注目どころ。

3作品とも3月5日/6日に発売となります。

それでは、良いゲームライフを!

 

2026年3月5日

『ぽこ あ ポケモン』

[NintendoSwitch 2]

 

2026年3月6日

『Marathon』

[PS5][Xbox Series X|S][PC]

 

『Slay the Spire 2』

[PC]

 

2026年3月12日

『零 ~紅い蝶~ REMAKE』

[NintendoSwitch 2][PS5][Xbox Series X|S][PC]

 

2026年3月13日

『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』

[NintendoSwitch 2][PS5][Xbox Series X|S][PC]

 

2026年3月19日

『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH(Steam版)』

[PC]

 

2026年3月26日

『Winning Post 10 2026』

[NintendoSwitch 2][NintendoSwitch][PS5][PS4][PC]

 

2026年3月27日

『Life is Strange: Reunion』

[PS5][Xbox Series X|S][PC]

 

『流星のロックマン パーフェクトコレクション』

[NintendoSwitch 2][PS5][PS4][PC]

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