餅月あんこのゲーセンに行きたい!

  • 記事タイトル
    餅月あんこのゲーセンに行きたい!
  • 公開日
    2021年12月24日
  • 記事番号
    6757
  • ライター
    餅月あんこ

第39回 ケイブ広報・したっぱさんと話したい!(後編)

非公式放送「ケイブるてれび」のレギュラーでおなじみ、ケイブ広報のしたっぱさんに、編集者&ライターでシューターの橋本新義さんをゲストインタビュアーにお迎えしてお話をうかがっていきた~い、の、後編です!
前編では『怒首領蜂』でケイブ作品と衝撃の出会いを果たしたしたっぱさん。
次に出会ったタイトルは……?

お話に参加していただいたかたがた

したっぱさん
ケイブさんの広報で、非公式放送「ケイブるてれび」レギュラーでおなじみの、よく和服を着ている女子。
男の子と女の子のママのシングルマザー。シューティングゲームが好き。
Twitter

橋本新義さん
Engadget日本版などで執筆されている、パソコンやITガジェットなどの記事を扱うライター兼編集者さん。
シューティングゲーム、特にケイブさん作品のファンで、「シューティングゲームサイド」ではケイブのIKDさん(池田恒基さん)インタビューも担当された。
Twitter

ユウシャくん
したっぱさんの息子さん。お兄ちゃん。
いま遊んでるゲームは『スーパーマリオメーカー2』。
好きな教科は体育。ママの料理で一番好きなのはオムライス。

ヒメちゃん
したっぱさんのお嬢さん。音楽で習ったばっかりの〇ッキーマウスマーチがマイブーム。
いま遊んでるゲームは『マインクラフト』。
好きな教科は体育。ママの料理で一番好きなのはハンバーグ。

ケイブ作品との出会い Part2

それで、同じくらいの頃に、ゲームセンターで『エスプレイド』が稼働してて。
で、シューティングゲームで自機が機械じゃなくて人間なことにまず驚いて。

あんこ(以下「あ」):なるほどー、画期的だったんですね。
  

人間が飛んでるし、人間が弾撃ってるし、被弾したらめちゃくちゃ痛いじゃん!!って。
あと世界観の描き込みがすさまじくって。
今まで見てきた、機械と戦争のシューティングゲームとは全然違って、
人間が繰り広げるドラマが強制スクロールのシューティングゲームとして成り立ってるのを見て、
また「何だこれ!」ってすごくビックリして。
それも友だちがプレイした後に、「CAVE」っていうロゴが出てきて、
「またこの会社か!!(『怒首領蜂』で)花咲かせてた会社か!!」って(笑)。
で、忘れられなくなって。

あ:あはは。
  

その頃もまだシューティングゲームは自分ではあんまりやらなくて、
「ゲーム作る人たちってこれくらいはっちゃけてないとできないから、すごい人たちなんだろうな」
って思ったまま大人になって。
で、フリーでWebデザイナーをやってたんですけど、女性で正社員になるの、
30歳を越えるとハードルが上がるイメージがあったので、最後の就職活動になるかもしれない、
と思った28歳のときに一番自分が興味がある仕事、一生やっていたい仕事って何だろうと思ったら、
ああ、ゲームが好きだな、ゲーム会社に行きたいなーって。
中でも、自分の中で強烈にインパクトを残してるゲーム会社ってどこだろう、
って考えたときに、ケイブだったんです。
ちょうどWeb制作者を募集していたので、「よし!!」って応募して。

あ:おお……!
  

で、面接に行ったら、弊社の、池田恒基(ケイブ執行役員COO)が出てきたんですよ。
ゲーム雑誌で何回も見てる顔だったから、もう凍りついちゃって。
まさか出てくるとは思わなかったから(笑)。

あ:出てくるとは(笑)。
  

「よろしくお願いします!!」って言いながら、背中は滝のような汗で(笑)。
何を話したかよく覚えてないです(笑)。
ただ、Web制作者として募集してるけども、イベントのスタッフがいま足りてなくて、
そういう仕事にも興味はありますか? って聞かれて。
わたし、この就職活動をする少し前に、プロレスのスタッフもやってたんですよ。

えー!

その「イベント経験あり」っていう経験も履歴書に書いたので、
それで一次審査に引っかかったらしくて、
「Web以外の、イベント関係のこともできますか?」って聞かれて、
「未経験なこともありますが、だいたいはできます」って。
それで採用になったという経緯です。

あ:へぇ~!
  

なので、入社した2009年頃は「ケイブ祭り」っていうオフラインのイベントをやっていて、
そのスタッフとしてグッズを企画したり、デザインしたり、イベントの企画やら、
イベント一色になってWebは全体の仕事の中のごく一部、という感じで、
色々初めての経験をたくさんしました。
その過程で、ファンの皆様がケイブシューのどんなところを愛してくださっているのかを
肌感覚で知りたいと思い、仕事帰りに秋葉原のHeyさんに寄ったりして
本腰を入れてクリアに挑むようになりました。
あと、当時まだ会社のTwitterアカウントもない頃で、当時の上司に「Twitterって何?」って聞かれて、
「よし、じゃあアカウント立ち上げるか!」ってやったりとか。
広報にまつわることは、わりとなんでも手を出してやってました。

したっぱさん、わたしが別のメディアのお仕事でインタビューをしたときに、
池田さんと一緒に対応してくださったんですが、
「池田さんはフリー素材なんでバンバン使ってください」って(笑)。
すごく心強い言葉を、天下の池田さんに言ってくださるかたなんだ!! って思ったんです(笑)。

あ:えっ、池田さんがフリー素材ってことですか!!
  

まあ、その記事ではフリー素材的にバンバン使ってくださいっていうことですね(笑)。
「シューティングゲームサイド」って雑誌の『ゴシックは魔法乙女』のインタビューでしたが、
やっぱり池田さんが出てくれると読者のかたがたは喜んでくださるので、
たくさん出たほうが効果的だ、というのをしたっぱさんがわかっていてくださったということですね。
あのときは心強かったです(笑)。

ファンのみなさまも開発者の話に興味があるだろうなと。
池田さん以外の他の開発者さんの話も聞きたいと思うんですが、
けっこうシャイで出たがらないかたも多いので、
やっぱり池田さんが一番出てもらうことが多くなってますね。
個人的には『ごまおつ』(『ゴシックは魔法乙女』の略称)のスタッフの人たちにも、
もっとメディアに出てほしいなとは思ってるんですが。

そのあたりの広報的なディレクションも配慮されてるところだと思います。

そうですね、プロモーションっていってもWebを作ったり動画を作ったり、広告をまわしたりだとか、
ゲームを作ってる人たちがワーワーやってるのを横で見て
「いつ、何の情報が出るのね」っていうのをまとめたりだとか。
広報っていう響きは華やかなイメージですが、わりと地味な仕事も多いと思います。

あ:なるほど、そうなんですねー!
  

出産、そして職場復帰

あ:ケイブさんって、女性の社員のかたってわりといらっしゃるんですか?
  

『ごまおつ』リリース以前は女性の割合はわりと低めだったんですよ。
わたしが入社した2009年頃は女性って社内全体で1~2割くらいだったんですけど、
今はわりと半々に近いんじゃないかな。
『ごまおつ』チームは女性の割合が高くて、デザイナーさんはほとんど女性ですし。

へぇ~!

あ:ゲーム会社って女性の割合が少ないのかなって思ってたんですけど、その中でもケイブさんってけっこう女性がいらっしゃるイメージでした。
  

確かに弊社は、メディアなどに露出してるのは特に女性が多いですね。
エンジニアとかゲームの根幹部分を作ってるチームはまだまだ男性が多いですけど。
デザイン、広報、事務まわりは女性が多くなってきています。

あ:ゲーム業界は男性が多いイメージだったので、女性ならではの苦労もあるのかなぁと思ったんですが。
  

育児しながら仕事することの大変な点、というのは、どの職種でもそうかとは思いますが、
ケイブではわたしが最初だったんですよ。
子どもを産んでまた復職させてもらったっていうのが。

あ:ふんふん。
  

わたしより先輩では、子どもを産んだら退職しちゃう人が多かったんです。
もちろん会社の制度の問題とかではなく、ご本人の希望でそうされて。
わたしは産んでもまた仕事に戻りたかったので、
面接のときから「子どもが生まれても、長く働きたいです」って伝えてたんです。
それを会社としてもわかってもらって。それで1人目を産んで復帰させてもらったんですが、
その1か月後に2人目がお腹の中にいることが判明したんです!

あ:わあ!
  

すごいですね!

確かに2人目はほしいと思ってたけど、
そんなに早く授かれるとは思ってなかったので自分でもビックリしちゃって……。
それですぐ、おそるおそる上司に報告したら、「おめでとう!」って言ってくれて。

あ:良かった! それはビックリですよね。
  

わたしと一緒にWeb制作していた男の子がいたんですが、
その子が「全面的に俺が請け負うから!」って言ってくれて。

すごーい!

「こいつイケメン……!」と思って、頼らせてもらいました。
仕事の割り振りとかも考えてくれて、2人目を産んでまた戻ってきたら、
その相棒はスーパーマンみたいになんでもできちゃう人になってました……。

あ:わはー!
  

雲上人みたいな存在になってて……今はもう頭が上がらないです(笑)。

あ:会社やまわりの人の理解や協力があって、2人出産して復職できたということですね。
  

そうです。ほんとに恵まれてるなと思って、会社や上司、仲間たちには本当に感謝しています。

あ:ツイートを見てると今もいつも忙しそうですが。
  

今は『ゴシックは魔法乙女』のイベントの準備ですね。
コロナ禍でリアルイベントがずっとできてなかったので、
ケイブとしてひさしぶりのリアルイベントです。
(※2021年11月21日開催の「リアルイベント! 第2回ごまおつスコア大会」)
(イベント開催前のお忙しいところインタビューさせていただきました)。

『ゴシックは魔法乙女』公式アカウントの、「第2回ごまおつスコア大会」の模様を伝えるツイート

スマートフォンのゲーム大会だと、同じ性能の端末を揃える必要があるんですよね。
持ち込みの場合は条件を揃えたりだとか。それがすごく大変なんですよ。

あ:あ~、なるほど! じゃあどうするんですか!?
  

同じ機種の端末を、同時に対戦する人数分用意して、
中のデータなども同じになるように揃えて、っていう準備をします。

あ:ふぁー、そうかそうか。
  

ゲーム機だったらポン、と置けばだいたい条件は同じなんですけど、
スマートフォンだと機種によってプレイ条件がまったく違ってきちゃうので、
同じ端末を揃えないといけないんですよね。

『ごまおつ』は弾避けをして点数を稼いで、というけっこうシビアな内容なので、
機種が違うとゲームの手ざわりが違うみたいなところがどうしてもあるんです。
そのあたりはもうみんなが平等にできるようにやっています。
画面に保護シート貼ってなかったり、カバーはもちろんつけていなかったり、
操作感のばらつきが出そうな要素は極力排除するようにしています。

あ:あぁ~、要素がいろいろありますね。
  

iPhoneは端末の下側にコネクタがあるんですが、
大会の生放送ではここから映像の取り込みをするので、
ちょっと大きめの端子がついちゃうんです。
それもご了承ください、っていうことをあらかじめアナウンスしたりしてます。

あ:そうか~、普段とプレイ感覚が違ったりしますもんね。
  

端末を机に置いてプレイしたい人とか、両手で持ってプレイしたい人とか、
スタンドに置いてプレイしたい人もいたり、
端末の持ちかたも人によって色々だったりするんです。
ペンを使ってプレイしたい人もいます。
画面操作を補助する道具は持ち込みOKなんですが、
こちらが用意する端末はこういう条件ですよ、という。

『ごまおつ』だと、画面の大きさが違うとけっこうプレイ感覚が違っちゃうんですよ。

そうなんです。端末によってプレイフィールが全然変わるんですよね。

他の会社のイベントを見てても思うんだけど、
スマートフォンの大会ってホントに大変だなと思って、頭が下がりますよ(笑)。

あ:なるほど~!
  

これからも、「ケイブるてれび」!

今、夜に放送している「ケイブるてれび」は22:30スタート、と、けっこう遅めだと思うんですが、
それは視聴者数で、「この時間が多くの人が見てくれる」、とか考えてなんでしょうか?

そうですね、他社さんの公式放送もけっこう夜の20時~21時台にやってる印象があるのと、
あと単純にわたしの家事がすべて片付くのがそれくらいの時間というのもあるんですが(笑)、
最初はけっこうみんなにわたしの都合に合わせてもらって、お願いしてたところもあるんですけど、
結果的に他社さんの放送がだいたい落ち着いた時間帯に始められる時間帯で良かったなと(笑)。

あ:そうそう、いい感じの時間帯ですよね。
  

でも、もともとは昼休みにやってた放送なので、
昼間の放送は海外のお客さんがすごく観に来てくれてたんです。
海外のシューティングゲームファンにとっては現地だと夜の、
見やすい感じの時間であることが多かったみたいで、こちらの昼というのが。
なので彼らを今、フォローアップできてないなっていうのは今ちょっと気がかりなところです。
その分、アーカイブは残して、長い時間配信できてるのですが、
以前ほど海外のお客さんとコミュニケーション取れてない気がして、
どうしようかなと思ってるところです。

シュー太郎(*01)先生が海外のかたとポンポン英語でコミュニケーションできますもんね。

海外のかたも、ケイブの社員とコミュニケーションする機会ができて、
シュー太郎先生がリアルタイムで英語でコメントを返したり、コミュニティに顔を出したりして、
それでけっこうファンがついてくれてるので、
そういうコミュニケーションは大事にしていきたいですね。

あ:リアルタイムでコメントがもらえるのは嬉しいですもんね。
  

海外のスーパープレイヤーが「ケイブるてれび」に遊びに来てくれて、
彼にインタビューする回というのをやったんです。

関連リンク:Youtube CAVE Officialチャンネルより 【日本語字幕付き】Talk Session with #AGDQ Super Player!!!!【ケイブるてれび第136回】

あ:ああ、観ました!
  

それもコメント欄が彼の仲間やファンでワーッと盛り上がって、
英語のコメントがずっと流れ続けて(笑)。
けっこうおもしろい放送になりました。

あ:その後、字幕つけてまたUPしてましたよね。
  

そうですそうです。翻訳が得意なリスナーさんが協力してくださって、
そのかたとシュー太郎先生と話し合いながら訳したテキストを作って、それを動画につけました。
あれはがんばりました(笑)。

あ:すごい! そういうのがファンのみなさんの心をつかんでいきますね。
  

日本人の視点だとなかなか気づかないようなこともあって、
かなりおもしろい内容になってたと思います。

「ケイブるてれび」って、何がおもしろいかって、そういうきめ細かいところや、
フットワークが軽いところで、非公式の良さというか、
公式だとできないようなことができてるところが楽しいですよね。

「非公式」って言い続けてるのは、
やっぱり公式放送になると社内の手続きもすごく大変になって、
台本を用意しなきゃいけないとかあって。

あ:あ~、カッチリしちゃうんですね。
  

もちろん公式にするとしたらゲストを呼びやすいとか、予算が持てるとか、メリットもあるんですが、
それよりも毎週ゲームの楽しさをただただ発信し続けたかったので、
非公式で、わたしたちの裁量でやらせてもらってることに感謝しています。
……会社も寛容だな……と思いながら(笑)。

ハハハハ。タイトルも、他の配信だとあまりピックアップされないような、
そのときシュー太郎先生やしたっぱさんが興味がある、
年代も問わずですごく昔のタイトルも扱ったりするので、
そのへんも見ててすごいおもしろいです。

ありがとうございます!
興味があるタイトルは片っ端からリストアップして……
特にコロナになってから発表の場が少なくなってしまったインディーズゲームは、
長尺でそのゲームの良さを見せられる機会が減っちゃってるな、と思っていたので、
わたしたちが手伝えることがないかな、というのがあって。
コロナ禍が始まったばかりの時期は、昼放送と夜放送の両方でガッツリ紹介していました。
インディーズゲームの作者のかたに連絡をとったり、
作者のかたから連絡をいただくこともあったりしたんですけど、ぜひ紹介させてください、と。
インディーズゲームって、ゲームを作ってる人たちのコミュニティと、
それを遊んでる人たちコミュニティがすごく近くにあるので、
それにまた違うゲームのコミュニティが繋がっていくおもしろさがあったりしました。
みんなシューティングゲームっていう同じジャンルを好きになった人たちなので、
そういう輪をもっともっと大きくしていけたらいいな、と思ってやっています。

あ:そんな狙いもあったんですね。
  

「ケイブるてれび」は奇跡的というか、いちプレイヤーとして観て楽しい放送ですよね。
あと、シュー太郎先生としたっぱさん、ボケとツッコミというか……いいコンビですよね、
シュー太郎先生、ツッコミきびしいときあるけど(笑)。

あ:いつもおもしろいですよね(笑)。これからも楽しみにしてます!
  

ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします!

* ケイブさんよりお知らせ *

  
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公式サイトhttps://gomaotsu.jp/
Twitterhttps://twitter.com/mahouotome_info
  

  
ケイブシューティングタイトル総合サイト「CAVE SH∞TING WORLD」
公式サイトhttps://shooooooooting.cave.co.jp/
ケイブのシューティングタイトルやグッズ販売、楽曲配信、イベントなどの最新情報をお届け!

   

ケイブ非公式生放送チャンネル「ケイブるてれび」
(株)ケイブ社員のしたっぱ&シュー太郎などによる、シューティングLOVEなゆるゆる生放送チャンネル。
毎週金曜日の22:30~24:00ぐらいまで、自社・他社問わず様々なシューティングゲームをご紹介!
チャンネルURLhttps://www.twitch.tv/cave_shooters
Twitterhttps://twitter.com/cave_shooters

脚注

脚注
01 シュー太郎さん
「ケイブるてれび」のレギュラー。ケイブが新卒採用を実施していなかった年にケイブシューへの熱意をもって門を叩き、面接までたどり着き、新卒入社を果たしたという、とてもレアな入社遍歴を持つ男。なぜか他社の生放送にお呼ばれする頻度が高い。ゲーセンミカドさんの生配信では『ダライアス外伝』をハーモニカ演奏しながらクリアして伝説を作った。解説 by したっぱさん

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