餅月あんこのゲーセンに行きたい!

  • 記事タイトル
    餅月あんこのゲーセンに行きたい!
  • 公開日
    2022年05月13日
  • 記事番号
    7530
  • ライター
    餅月あんこ

第45回 『アーケードアーカイブス』8周年を祝いたい!(前編)

祝! 株式会社ハムスターさんの『アーケードアーカイブス』8周年!
というわけでなんとなんと!
濱田社長にコメントをいただいてしまいましたのでご紹介させていただきま~す!

株式会社ハムスター 濱田倫社長
このたびは濱田社長をはじめハムスターの皆様がナイスプレイですね☆

餅月あんこ先生、こんにちは。ハムスターの濱田です。
「ゲーセンに行きたい!」で、アケアカのタイトルに挑戦してくれるとのこと、ありがとうございます! 楽しみです!
アーケードアーカイブスの公式番組、アーケードアーカイバーは、東京・駒沢の第86スタジオから毎週木曜日に配信しています。
このスタジオでは、スベリ知らずなお笑い芸人さんのギャグを真横で見ることができます。
そして信じられないぐらいおいしいハムちゃん弁当を食べることができます。
現代の竜宮城と言われているんです。行きたくなりましたね? 竜宮城へ。
もしあんこ先生がアーケードアーカイブスの何かのタイトルで好成績を出すことができたらみさいル小野さんがあんこ先生を甲羅に乗せて竜宮城へ連れて行ってくれます。
がんばってください。現代の竜宮城を目指して……。

濱田社長、どうもありがとうございました!! 目指したい……竜宮城……。
というわけで、読者のみなさまから『アーケードアーカイブス』で餅月にこれを遊べ! というタイトルを募ったところ、たくさんの推しタイトルを教えていただいたので、コメントと一緒にご紹介しつつ、レッツプレイ!

『ニューラリーX』

  
フクタケ@なおき賞作家さんからのコメント

言わずとしれたナムコの迷路探索型アクションゲーム。もう説明の余地がないぐらい有名な作品ですが、個人的に「人生のベストゲーム」と公言して憚らないぐらい大好きなゲームなので、ここでも全力で推しておきます。
デモ画面を一目で見ただけですぐわかるゲームルールは非常にとっつきやすく、4方向にスクロールするカラフルな画面に、すぐに覚えて耳から離れなくなる有名なBGM……とにかく目と耳から飛び込んできて印象に残る楽しい要素てんこ盛りなので、遊んでいて気分がアガること請け合い。
敵レッドカーとの楽しい追っかけっこも、ラウンドが進むにつれて互いの動きの読み合いになってきたり……と意外と戦略性も高い気がします。慣れてくると結構先の面に進めるぐらいに上達してくると思いますが、ご安心ください。そんなあなたには「ニュー」がつかない『ラリーX』も用意されてますよ。
敵が増えたり燃料の消費が激しかったり……大きな違いではないですが難易度が桁違いに上がっているので、もはや別物と言えるぐらい攻め方が変わってきます。そっちはそっちで別のおもしろさ(鬼畜さ)があるので、「ニュー」に慣れてきたらそちらも合わせておすすめです!

トップバッターには、「まず(『アケアカ』餅月にオススメタイトル募集の)5本に絞るところが最初の難関……」とおっしゃってコメントを送ってくださったフクタケさんが「人生のベストゲーム」という、『ニューラリーX』を選ばせていただきました!
餅月は『ニューラリーX』、初プレイです。さっそくレッツプレイ~☆

NEW RALLY-X™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

ノリノリの音楽、煙幕で敵のレッドカーをまさに煙に巻くのも楽しい!
マップを見つつレッドカーの追跡からうまいこと逃げながらフラッグを取っていくのですが、慣れてきたらスコアを意識して、燃料をうまく温存できるように走ったり(“スペシャルフラッグ”や“ラッキーフラッグ”を取る順番を考える余裕はない)。
レッドカーにはさみうちにされると詰むので、走るラインも考えつつ、「とにかく死なない」をモットーにがんばったところ、餅月はORIGINAL MODEで115位までいきましたよ!
でももうそこまで行けない……こんなんじゃ竜宮城に行けない……バタリ。

NEW RALLY-X™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

『ニューラリーX』の前身、『ラリーX』から登場しているキャラクターの“スペシャルチェックポイント”は、その後『ゼビウス』に隠れキャラ“スペシャルフラッグ”として登場しました。
『ラリーX』や『ニューラリーX』をプレイしていた人は、『ゼビウス』で何もないところを撃ったら『ニューラリーX』のキャラクターである“スペシャルフラッグ”が出現して、たいそう驚いたといいます。
そしてその後もナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の作品に隠れキャラとして数多く登場することになるのですが、高得点や残機が増えるなどスペシャル感が高く、愛される存在となっているってくわしい人が言ってました。勉強になるコラムだなあ。ヤッタネ!

『プーヤン』

  
pontaさんからのコメント

シンプルなルールで楽しいです。 お母さんブタのやられっぷりと、矢が当たっても一発で壊れないインチキ風船など見所が詰まってます。 特に最上段でやられて落下してくるお母さんブタは胸をうたれます。

お次は、pontaさんからのオススメから『プーヤン』!
餅月は小学生の頃にファミコン版をおそらく友だちの家とか貸し借りで少し遊んだことがあって知っていましたが、しっかりプレイするのは初めてです。
それではレッツプレイ☆

『プーヤン』©Konami Digital Entertainment

改めて見るとキャラやグラフィック、色づかいがすごく可愛い。
絵本やアニメがあってもおかしくないようなしっかりした世界観だし、キャラグッズがあったら買いたいです。

『プーヤン』©Konami Digital Entertainment

そして何となくうろ覚えでプーヤンだと思ってた自機がプーヤンではなくプーヤンのママだった衝撃!
「天才バカボン」において主人公はバカボンというよりバカボンのパパみたいな感じをほーふつとさせます。
認識できてなかった人はこれは今日覚えて帰ってくださいね!
そして事ことあるごとに、あっさりオオカミたちに捕らえられてしまう非力なプーヤンたちに「MAMA!」と助けを求められるので、老若男女問わずプレイヤーは母性がきゅんとしてオキシトシンが分泌してしまうこと請け合いです。

『プーヤン』©Konami Digital Entertainment

プレイしながら「食肉の生産が追いつかない! 食肉の生産はまだか!」と叫んでて(うるさい)思いましたが、プーヤンのママが時折投げている肉は何肉なんでしょうか……?
豚肉……?
牛肉とかマトンとかでも背景にまた別のドラマが生まれそうです。

そして取り逃がしたオオカミが増えていくと、太鼓の音がいそがしくなるんですね!
オオカミの遠吠えと合わせてめっちゃ焦燥感を煽ってくる、なんというサウンドの効果。そしてチョイチョイ子どもたちを助けるのに、次の面でまた捕らわれてる。
子どもたち、もうちょっとオオカミに捕まらない術を学習してほしい。お母さんはそう思います。
風船で上やら下やらに移動するオオカミとの流鏑馬的な距離感が掴めてだんだん無駄打ちがなくなってくるとハイになるものがあります。
結論:楽しい

次回もまだまだ『アーケードアーカイブス』タイトルを遊んでいきます!(『ニューラリーX』と『プーヤン』、毎日プレイするのが日課になりつつ……まだスコアと順位を上げたい……)
後半もどうぞお楽しみに~!

  
Arcade Archives Series Produced by HAMSTER Co.

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