餅月あんこのゲーセンに行きたい!
第74回 電子マネーで払いたい!
IT革命! 押し寄せる電子化の波! というわけで、ゲーセンのゲーム、最近は電子決済に対応しているものが多いので、私はすっかり電子決済ばかりになりました。
・硬貨を用意しなくて良い
・両替をしなくて良い
・たまに現金より安い価格設定のときがあってお得
・利用している電子決済サービスの支払いにクレジットカードを使っている場合ポイントが貯まる
・うっかり硬貨を床に落として転がった場合に追いかけたり探したりする可能性の激減
などメリットが多いですが、とにかくスマートところが好きです。
デメリットとして筆頭に挙げられる項目は、硬貨を入れるという伝統的な儀式がなくなってしまうことでしょうか。
この動きで精神統一が必勝ルーチンになってる人はいるかもしれませんね。
ですが私はそんな繊細なコンディションは作らなくて大丈夫なエンジョイゲーマーなので電子決済でピッピッピ~です。
ところが私のiPhoneで支払おうとすると、iPhoneで何だかタッチ決済やらをつかさどるっぽい「ウォレット」アプリに、交通系ICカード(Suica)と、その他のいろいろなアプリの支払いに使うクレジットカードの2枚を登録しているのですが、Suicaのほうでピッと払うつもりが、どうしても画面にクレジットカードのほうが上に出てきてしまいます。
Suicaのほうをタップすると切り替わって払えるのですが、クレジットを入れるたびにこのアクションをしなければいけないのはとてもまどろっこしくて、毎回この操作をして電子決済するのはちょっとスマートじゃないな…と。
スマートウォッチはどれだけスマートに払えるか?
そこで、スマートウォッチであるところのApple Watchで支払いをしてみることにしました。
iPhoneで登録していたSuicaをApple Watchで使ったり、また、iPhoneとApple Watchとそれぞれ別のSuicaを入れることもできるようなのですが、わかりやすくするためにApple WatchのほうにはPASMOを入れてみました。
PASMOもSuicaとほぼ同じように、交通系ICカードが使える決済端末で広く使えそうです。
さっそくゲーセンに繰り出し、さっそうと電子決済端末で支払いをしてみました。
端末に表示されている金額(「100円」など)を選んでApple Watchを近づけると、Apple Watchの画面にPASMOのカードと、「ダブルクリックで支払い」という表示が出るので、サイドボタンをダブルクリックしてもう1回端末にApple Watchを近づけると支払い完了。
ダブルクリックという手間はあるものの、iPhoneでモタモタしてたときより、だいぶスマートに支払いすることができました。
何しろ時計で腕についてるので、スマホを取り出して、支払って、またしまう、という動作が省略されるところも大きいです(コンパネの上にスマホを置くスタイルのゲーマーではないので)。
そして、もしヒートアップして我を失って連コインしても、PASMOの残高を見れば、何円使ったか、あと何円使えるかが一目瞭然のおさいふシステムとなります(その確認もApple Watchの操作のみでとてもスマート!)。
さらにひとつの電子マネーをゲーセン支払い専用として、最初に「今日の予算はこれだけだ!」と決めた分だけチャージするようにすると、その金額を使い切ったときに我に返る可能性が高くなり、大変経済的と言えます。というわけで私にはゲーセンの電子マネー支払いは大変快適です!