本日もHey日和 09日目

  • 記事タイトル
    本日もHey日和 09日目
  • 公開日
    2023年11月10日
  • 記事番号
    10493
  • ライター
    きらり屋

ゲームミュージックや効果音は、ゲームに欠かせない大切な要素です。
Heyにはヘッドフォンが常備されていて、誰もが手軽にゲーム音楽を楽しみながらゲームを遊べます!

※店内や筐体の写真などは、お店の許可をいただき撮影しております。
   

ヘッドフォンでゲームを楽しもう!

ゲーセンという場所は様々なゲームの音が入り交じるため、自分のプレイするゲームの音が聞こえづらいことがままあります。
そこで自前のヘッドフォンやイヤフォンを持参する人もよく見かけますが、そういったコアなゲーマー層と秋葉原の観光客が混在するHeyには、ゲームをプレイする人なら誰でも自由に使うことができるヘッドフォンが常備されています。

使用時に店員さんの許可を取る必要もなく、使い終わった後にちゃんと元の場所に戻せばok! というとってもお手軽で便利なシロモノです。

イーグレットIIには本来ヘッドフォン端子は付いていませんが、Heyでは標準装備かと勘違いするほど、2階のほとんどのイーグレットIIにヘッドフォン端子が用意されています。

Hey2階の汎用筐体イーグレットII、音楽ゲーム、その他様々な専用筐体にヘッドフォン端子がついています。

イーグレットIIにヘッドフォンを挿して音を聞けるのは、Heyの店員さんたちが大量の筐体に頑張ってドリルで穴を開け、配線して、ミニプラグ用の端子を設置してくださったおかげです。ありがたや!

なので皆さん、ヘッドフォンを使うときは丁寧に扱いましょう。明日プレイする自分のためにも、ヨロシクです~!

ところで、どうして音楽ゲームエリアだけでなく、シューティングエリアにもヘッドフォンが置いてあるのでしょうか?
尋ねたところ、古いシューティングゲームはゲーム同士の音量のバランスが難しいため、プレイヤーそれぞれにヘッドフォンで好みの音量で遊んでもらおう、という配慮からでした。

例えば、BGMに対してボム音など一部効果音だけが大きく響いて聞こえるゲームは、
「音楽が聞こえにくいから大きくしてほしい」
という要望に応えて音量設定すると、周囲の他のゲームをプレイしているお客さんからは逆に
「他の台のゲームの音を下げてもらえませんか?」
という要望が来る、といったことがあるそうです。うーん、なるほど!
   

古いゲームならではの苦労もあるようで、1985年発売の『エグゼドエグゼス』は基板が古いため音が小さく聞こえづらくなってしまったので、アンプで音を増幅させているとのこと。
道中の展開に合わせてマメにBGMが変わり、パワーアップジングルも印象的、音楽でテンションが上がるゲームなので、こういう措置は本当にありがたいですよね。
   

汎用筐体だけでなく専用筐体も!

Heyには筆者が中、高校生だった頃発売された専用筐体のゲームが置いてあって、それらにデフォルトでヘッドフォン端子がついていることに今更、気が付きました。

当時、近所のゲーセンバイトのお兄さんに「音楽テープ持っておいで」と言われ、ダビングしてもらったのが「きょうたいじかどり(当時意味がわかっていなかった)」の『ダライアス』でした。
近所のお店に置いていなかったまだ見ぬそのゲームに、音楽だけ聞いて妄想を膨らませ、ドキドキした中学生のときの思い出を手繰り寄せ、

「きょうたいじかどり(筐体直録り)、あ、ここから録音してたのか!」

って今更ながら腹落ちしました!(笑)

約35年も昔の筐体に、ヘッドフォン端子を設えて、音楽もしっかり楽しませようとしていたのすごいな!
と改めて感心しています。
   

このタイトー名作エリアで3年前、餅月あんこさんたちとダライアス女子会をやって盛り上がったのも今はいい思い出です。
それをきっかけに遊び始めた『ダライアスバースト』がおもしろくて、ひとりで1年ほど遊んでいた頃にあった出来事、ヘッドフォン端子にまつわる思い出話を最後に、今回は筆を置きます。
みなさんも良いヘッドフォン(イヤフォン)ライフを!

『ダライアス コズミックリベレーション』発売記念ダライアス女子会☆ ~2021春の陣~ オンライン座談会 よかったらこちらの記事もヨロシクです!
また多人数で漁に出るのを密かに楽しみにしています。

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