本日もHey日和 23日目
Heyの2階にある巨大なデュアルプロジェクター筐体について調べたよ!
実は意外な筐体を再利用していて、かつ今のプロジェクターは二代目でした!
※店内や筐体の写真などは、お店の許可をいただき撮影しております。
巨大デュアルプロジェクター筐体の正体とは?
Heyの2階奥には、訪れた人の目を引く大きな2画面の筐体が鎮座しています。
この筐体、昨年初夏まで『ダライアスII』が稼働しており、夏には『ダライアスII』の海外版『SAGAIA』が、バージョン1、2と立て続けに稼働&配信されて注目を集めました。
年末年始は『ウォリアーブレード』配信でも大活躍。どうもHeyオリジナル筐体のようですが、一体どういう筐体なのでしょうか?
50インチだと思い込んでいたけれど、近付いてみるとそれより断然大きそう。そこでサイズを測ってみることにしました。
計測した結果、Hey2階のツインプロジェクターは、ひとつ67インチ。やはり50インチを優に超える大きさでした!
2画面だと対角線2,910mmで、114インチの大画面!
これでアーケードゲームを遊べる環境は感動ものですね。
店員さんにお話を聞いてみました!
―― 2階の大きな2画面のプロジェクターですが、どういう経緯で設置されたんですか?
以前Heyにあった『アヴァロンの鍵』が撤去されることになったときに、廃棄するのだったら使えるところに使おう、ということであの形になりました。
それも古くなって、今はプロジェクターだけ他のものに変わっています。確か『WCCF』か『スターホース』だったかなと。
―― え、あの台のプロジェクターは元々『アヴァロンの鍵』のセンターモニターとして使われていた、50インチのプロジェクターだったんですか!
スピーカーも『アヴァロンの鍵』です。スピーカーの台座の部分は、廃棄することになった別で使っていた椅子の上を取っ払って、そこに『アヴァロンの鍵』のスピーカーを取り付けました。
―― コンパネはビュウリックス筐体ですよね?(そう書いてあるので)。
そうです。
―― お金を入れる下の部分は?
それも『アヴァロンの鍵』の筐体です。
上面はポスターフレームにポスターを入れたもので蓋をしてあります。
―― あ、上の部分は壁に掛けるポスターっぽいなと思っていたけど、本当にそうだった! 手作り感にあふれて愛おしいですね……。
想像していたのと違いました
―― この筐体を設置した経緯が、想像していたのとだいぶ違っていました。「Heyの名物を作ろう!」とか、「タイトーの2画面ゲームを巨大な画面で遊べるようにして、有名スポットにしよう!」とか、てっきりそういう狙いで設置されたのかと。
昔って50インチ筐体がありましたよね。テアトロ50とか、メガロ50とか。
その代わり、という感じですかね。
―― 今現在のプロジェクターは2代目になって、50インチよりかなり大きいですよね。
相当大きいです。
なので、たぶん『WCCF』か『スターホース』のどちらかだったと思います。
―― モニターを選ぶ条件はありましたか? 例えば元々2個並んでいるのが重要だったり?
それよりもフレーム(枠)がない、というのがポイントですね。
―― 確かにふたつの画面の間にフレームがあると見づらくなってしまいますよね。
そうですね。こういうのは(偶然近くにあった『Minecraft Dungeons Arcade』を指して)流用して2画面化するのは難しいですが、これなら(『ドラゴンボールスーパーダイバーズ』を指して)2画面にできると思います。
―― すごい!
こぼれ話。
プロジェクターの上、左右それぞれに置いてあるスピーカーは、実はダミーで音が鳴っていないそうです!
「スピーカーがいっぱいあって、音の環境にもこだわってるな~」
などと思っていましたが、単純に置く場所がなくて予備のスピーカー置き場になっているとのことでした(笑)
もたれ掛からないようお願いします
店員さんのお陰で、様々なディスプレイから2画面を作れるということがわかって安心しましたが、とは言え現在設置されている台には長生きしてほしいですね。
構造上コントロール部分(ビュウリックス)の付け根に力がかかるとあまりよろしくないらしく、そこにもたれかかっているお客さんを見掛けると、店員さんはヒヤヒヤするとか……。
なので、その付近の別ゲーの待機や観戦をする際には、うっかり寄りかからないように皆さんも気を付けてください~。