本日もHey日和 30日目 ~「秋葉原「Hey」ナイトストライカーズデイ」リポート~

  • 記事タイトル
    本日もHey日和 30日目 ~「秋葉原「Hey」ナイトストライカーズデイ」リポート~
  • 公開日
    2025年09月12日
  • 記事番号
    13522
  • ライター
    きらり屋

暑さ真っ盛りの8月15日、秋葉原「Hey」の上階5F特設会場にて『ナイトストライカー』を朝から晩まで楽しむイベント、「秋葉原「Hey」ナイトストライカーズデイ」が開催されました。
入場・参加費無料の大会に家庭用新製品の試遊、ZUNTATA NIGHITライブ配信、グッズ販売が行われ、盛り上がった様子をお届けします!

※店内や筐体の写真などは、お店の許可をいただき撮影しております。

会場には『ナイトストライカー』筐体が電源を入れた状態で展示されました。1日だけでもHeyに帰ってきてくれて嬉しいです~!
2階配信台のイーグレットIIに入った『ナイトストライカー』も大盛況でした。良い令和ゲーセンですね。

第1部 「ナイトストライカー」特務機関特別行動隊技能競技会in Hey
10:00~

左から、Heyストアマネージャー髙﨑さん、大会優勝者のフクタケさん、タイトー外山さん、エムツーヒバナヨケルさん。

イベント第1部は、Nintendo Switch版『オペレーション・ナイトストライカーズ』に収録された『ナイトストライカー』(国内版)を用いての大会が行われました。
Heyストアマネージャー髙﨑さんによる開会宣言のあと、『オペレーション・ナイトストライカーズ』プロデューサー外山さん、エムツー広報ヒバナヨケルさんのMCで大会が進行しました。

予選のルールは「Eコース」のみをプレイして、クリアするまでの「走行点」(RUNNING POINT)で競い、上位2名を選出。決勝戦は最初からプレイして好きなコースを選び、全コース通してスコアが高い方が勝利、というルールです。

この「Eコース」というチョイスはエムツー開発チームからの提案で、その理由としてヒバナさんから、
「Eコースは飛ばなきゃいけないところがあって、そこで差がつくので」
という説明がありました。

「走行点」を稼ぐため本来ずっと地面に張り付きたいところですが、「Eコース」ではシャッターを飛び越える必要があり、ここでロスをおさえることが勝利のポイントになります。
ギリギリを攻めてシャッターに当たってしまうと空中に跳ね上げられて大幅に走行点を失うため、プレイを見守る会場側も思わず力が入りました。

普段と違う環境の中、緊張感を制して見事優勝したのはフクタケさんでした! おめでとうございます!

参加者全員に非売品『オペレーション・ナイトストライカーズ』特製ステッカー3枚セットと、『グラディウス オリジン コレクション』と『オペレーション・ナイトストライカーズ』のコラボポスターのプレゼントがありました。
コラボポスターは、物販コーナーで税込5,000円以上お買い上げのかたに配布されました(こちらはHeyステッカーも配布)。物販は今年も朝から行列ができ、お昼には売り切れるアイテムが複数あったので、仕掛けは早めに。が鉄則ですね。

第2部 月刊ZUNTATA NIGHT 出張版 2025夏 in 秋葉原Hey
15:00~

第2部はタイトーサウンドチームZUNTATAのYouTube公式番組「ZUNTATA NIGHT」の出張ライブ配信が行われ、『オペレーションナイトストライカーズ』と完全新作『ナイトストライカーGEAR』が特集されました。

MCはZUNTATA石川さんと、1部から引き続きタイトー外山さんが担当。
ゲストとして『オペレーション・ナイトストライカーズ』と『ナイトストライカーGEAR』の開発に携わったエムツー堀井さん、エムツー広報ヒバナヨケルさん、『ナイトストライカーGEAR』の楽曲・SEを担当した瓜田さんが登壇しました。

前半は外山さん、堀井さん、ヒバナヨケルさんのお三方が、ふたつのナイストタイトル、『オペレーションナイトストライカーズ』と『ナイトストライカーGEAR』を深掘り紹介。
『ナイトストライカーGEAR』のディレクターがエムツー・井内さんであることが堀井さんから公式に発表されました。
単体版『ナイトストライカーGEAR』はSwitch/Steam版供に近日発売を目指しているとのことなので、期待して待ちましょう!

ヒバナさんの『ナイトストライカーGEAR』実機デモプレイでは、車両形態とGEAR形態をチェンジするGEAR SYSTEMを始め、様々なゲームシステムについて解説がありました。
こちらは第1部と第2部の間に行われた『ナイトストライカーGEAR』試遊会。プレイする人が引きも切らず、筆者は終盤1度だけ何とかプレイできました。斜線状のレーザー(回ってるだけじゃ避けられない)や、赤敵を狙えば編隊誘爆など、遊び込みたくなるシチュエーションがたくさんあっておもしろかったです!

サウンド方面も深掘っていく!

後半は瓜田さんと石川さんによる音楽対談が繰り広げられました。

瓜田さんが『ナイトストライカーGEAR』の依頼を受けたのは、『アリス・ギア・アイギス』のサントラを耳にして瓜田さんを気に入った井内さんから熱烈なオファーを受けてのことだったそうです。

大作の続編を任されたことで悩み、1面「CITY BGM」の制作に当たってどうあるべきか暗中模索する中、初代『ナイトストライカー』作曲者のMar.さんと呑んで語り合ったときに、

「君に(依頼が)来たということは、新しい物を作りたいんだろう。他の人でなく君が選ばれた意味を考え、君がやるべきことをやりなさい」

とのアドバイスに感銘を受けたそうです。
また、井内さんから、

「ナイトストライカーを作った海道さんは、自分たちが一番最初の一手を打つつもりで作ったに違いない。私もそのつもりでいるから、これが続編であろうと世界に一番最初の一手を打つつもりでやる」

との言葉を受け、納得して楽曲制作に臨んだことを明かしました。

瓜田さんが1番好きという「TRANCE PARLENT IN BLUE」アレンジ版楽曲をBGMに、外山さんがプレイ。令和の「TRANCE PARLENT IN BLUE」カッコイイ!

こちらのイベントの様子がフルで視聴できるアーカイブは以下です。
実際に楽曲を流しながらの音楽対談はとても興味深いので、ぜひご視聴ください!

『月刊 ZUNTATA NIGHT 2025 夏 in 秋葉原「Hey」』ナイトストライカーズ デイ

最後に外山さんが会場の全員を代表して、アーケード筐体版『ナイトストライカー』をプレイ。
ライブストリームのキラキラした様子を見守るそれぞれが、その光景を目に焼き付けていたようでした。

筐体は1日で秋葉原Heyから去ってしまったけれど、『オペレーション・ナイトストライカーズ』には筐体のライブストリームの音まで収録されているので、引き続き自宅でHey気分を味わえることでしょう!

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