「小樽・札幌ゲーセン物語展ミニ」が「小樽アニメパーティー」とコラボ開催

  • 記事タイトル
    「小樽・札幌ゲーセン物語展ミニ」が「小樽アニメパーティー」とコラボ開催
  • 公開日
    2022年09月02日
  • 記事番号
    8285
  • ライター
    藤井昌樹

2021年に市立小樽文学館にて開催した「小樽・札幌ゲーセン物語展」、「小樽・札幌ゲーセン物語展2」では、小樽に存在したゲームセンターやアーケードゲーム文化、そしてプレイヤー個々人の記憶から生まれた物語(ナラティブ)に着目し、北海道在住の人々が制作したゲーム同人誌やゲーセンの思い出、当時のゲーム資料を展示して好評を博しました。
そのゲーセン物語展が過去2回の内容を継承したミニ展示として、企画展を構想する契機のひとつとなった「小樽アニメパーティー」と初めてコラボします。

「小樽アニメパーティー」は2014年から始まったマンガ・アニメ関連のイベントです。小樽市内の一部を開放して、コスプレの撮影やトークショー、プラモデルの展示や痛車フェスティバルなどを行ないます。小樽文学館も過去のイベントではイラスト展の会場として協力していました。

「小樽・札幌ゲーセン物語展ミニ」は前回より小規模な展示になりますが、アニメ・コスプレ文化とゲーム文化の融合による相乗効果によって、これまで行なってきた取り組みをさらに新たな層に届けます。

◎展示内容

プレイアブル展示
9月3日(土):忍者くん 阿修羅ノ章(UPL)、出たな!! ツインビー(コナミ)
9月4日(日)~10日(土):沙羅曼蛇2(コナミ)、バンダイク(UPL)
9月11日(日):忍者くん 阿修羅ノ章(UPL)、出たな!! ツインビー(コナミ)
  

おーるらうんど特別号
1980年代中期に札幌のゲームセンターを拠点に活動していたゲームファンサークル「札幌(さっぽろ)南無児(なむこ)村(むら)青年団(せいねんだん)」が発行していた同人誌「おーるらうんど」が35年の時を経て、まさかの復活。当時のメンバーによって制作された同人誌の新刊を会場限定で閲覧できます。

かつて小樽市内にあったゲーセンの思い出
「小樽・札幌ゲーセン物語展2」で好評を博した「当時のプレイヤーによる小樽のゲーセンの思い出」についての展示。こちらのアップデート版を会場でパネル展示します。
当時のゲームプレイヤーの日常という観点から、ゲーセン自体の思い出のほか、ゲーセンに行く過程で立ち寄った他の施設・店舗についても記憶を辿ります。
  

会期:2022年9月3日(土)~9月11日(日)
※小樽アニメパーティーは9月3日(土)、4日(日)の2日間

休館日: 9月5日(月)

入館料:無料(市立小樽文学館カフェスペースにて展示)

企画構成:藤井 昌樹

協力:株式会社ハムスター
   株式会社コナミアミューズメント
   荒木 聡
   本野 善次郎
   SF007
   山本らぐたろう
   UPL墓堀り人
   コナ研
   北海道人

後援:小樽文學舎

主催:市立小樽文学館(〒047-0031 小樽市色内1-9-5 tel.fax:0134-32-2388)

小樽文学館ホームページ
http://otarubungakusha.com/next/2022084255

小樽アニメパーティー公式ホームページ
https://otaru-anime.com/

※新型コロナウイルス感染症対策として、来館の際は「マスクの着用」「手指消毒」「検温」をお願いいたします。また発熱・体調不良時は来館をお控えください。

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