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妖精ポムの「未来ゲーム Travelers」
目次
夏本番! カラダを夏にしていますか? ナマ足魅惑のマーメイドですか?
今年は、9月15日から18日の4日間、3年ぶりに幕張メッセで一般来場者を入れての東京ゲームショウを開催するそうですし、
10月8日、9日には東京ビッグサイトで任天堂のイベント「Nintendo Live 2022」も3年ぶりに開催されるということですよ。
数年ぶりの盛り上がりがやっと戻ってくるのかなー……と、思ってはいたんですけど、今これを書いている7月下旬時点だと、またちょっと雲行きが怪しくなってきているんですよね。
まいっちゃいますね。
まぁ、ジタバタしてもしょうがないですから、しっかりと対策しつつ過ごしていきましょう。
うがい、手洗いですよ!
あと、毎日恐ろしく暑いので、外出時には水分と塩分をしっかり補給しつつ、ゲームにたまに登場する“影の中でしか生きられない魔物”なりきりプレイのつもりで、日陰を渡り歩いていきましょうねー。
男性でも日傘とかハンディファンとかおすすめですよ。いや、ホントに。
健康と元気を保ってゲームをがっつり楽しんでいきましょう~。
というわけで。
今月のおすすめの曲に参りましょう。まずは、7月29日より上映されている映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌で、ヨルシカの「左右盲」。
もう1曲は、こちらも映画の主題歌。10月21日公開予定の映画『線は、僕を描く』の主題歌でyamaの「くびったけ」です。
やっぱり猫が好き! 『Stray』はただ猫がかわいいだけじゃない! ビジュアル・サウンド・世界観・物語、いずれもハイレベル! ニャーン!
猫は好きですか?
ボクは猫が好きです。
できることなら余生は、海岸線沿いの海が見える田舎の家で、リクライニングチェアに座って猫を抱きながら、日々、海を眺める生活がしたいと思っています。
そんな、猫が好きすぎて「ずっと猫を見ていたい! 何なら猫になりたい!」みたいに思っている人にぴったりのゲームが、こちらの『Stray』ですヨ。
『Stray』は、プレイヤーが主人公の猫を操作して、謎に満ちたサイバーパンクな街を探索していくアドベンチャーゲーム。
発売を楽しみにしていたボクもがっつりプレイしたのですが、
『Stray』はものすごくオススメしていける良いゲームですよ、これ。
もしかすると、その猫を主人公にした新しさや、雰囲気などの味わいの良さ、楽曲の良さなどで、今年のトップクラスの良作と言えるかもしれません。
主人公キャラは何しろ猫なので、他のゲームの人間キャラが主人公のものとは、移動できる場所がだいぶ異なります。細いパイプの上だってすいすい歩いていけますし、狭い隙間も「お前は液体でできているのか?」と言いたくなるぐらいにするりと抜けていけますし、人間よりも高い猫の跳躍力で飛び移ったりも。
最初はその“人間キャラとの動きの違い”に戸惑いますが、その体験そのものが本作ならではの独特なおもしろさなんですよねー。
ちなみにアドベンチャーゲームとして探索だけでなく謎を解いたりもあるわけですが、そのあたりの要素にも“猫らしさ”をうまく使っています。
例えば、猫って机のものをちょいちょいと猫パンチして落としたりとか、いろんなところに乗って何かを倒しちゃったりとか、そういう猫あるある的な動きをゲームにうまく組み込んでいたりします。
ストーリーについては、ぜひご自分でお楽しみいただきたいので説明はしませんが、いろんな背景を想像させるような深みのある世界観をしていて、ただ猫がかわいいだけのゲームではありません。クオリティが高く、味わい深いゲームですよ。
本作は、BGMもかなりいい雰囲気で魅力的。ゲーム中には猫がいかにも落ち着きやすいような場所があって、そういうところに行くと、まったりしている猫を見ながら良い曲を聴く“ここで1曲お聴きくださいタイム”的なものが始まったりします。
ボクもプレイ中は、そのお聴きくださいタイムにはコントローラーを置いて、飲み物を飲みつつ猫を眺めて癒やされてました。
ちなみにSteamではオリジナル・サウンドトラックも販売されている(1,200円)ので、プレイして曲を気に入ったという人は、ぜひそちらもチェックですよ。
STEAMの『Stray』のページはこちら:https://store.steampowered.com/app/1332010/Stray/
サントラはこちら:https://store.steampowered.com/app/2086160/Stray__Original_Soundtrack/
『Stray』は、PS5/PS4/Steamにて提供されていますが、PS5/PS4版はサブスクリプションサービスのPS Plus エクストラ/プレミアム加入者だと追加料金なしでプレイができるので、そちらのほうがお安くすみますぞ。
◆ PlayStation Store Stray
https://www.playstation.com/ja-jp/games/stray/
ちなみに、こちらの『Stray』は実際に猫を飼っている人がプレイすると、猫がゲーム画面をじーっと見つめる現象が起きるそうで、SNSでもそんな『Stray』に夢中な猫ちゃんの写真や動画がたくさん! そんなゲーマー猫ちゃんを特集したプレイステーション公式ページもありますので、ぜひどうぞ~。
8月はついに日本語化される『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』をはじめ、大人向けな味わい深そうな新作が発売されるぞ!
8月といえば、学生な人は夏休み、社会人の人もお盆休みですかねー。
いいですねー休み。
夏こそ部屋でゲームですよ。だって暑いし。
電力が大変だそうなので、涼しい格好で省エネを心がけつつ、ゲーム三昧してくださいねー。
そんなわけで、今、遊びたい注目の新作をピックアップしていきましょう。
まずはやはり、
7月29日に発売されたNintendo Switch用RPG『ゼノブレイド3』ですね。
「今まさにプレイ中ですー!」っていう人も多いのではないでしょうか。
ボクもそのはずです(本校執筆時はまだ発売前)。
7月22日にはカプコンの名作アーケードゲームを楽しめるアーケードスタジアムシリーズの第2弾、『カプコンアーケード 2ndスタジアム』も発売されています。
カプコンのアーケードタイトルは、独特なノリが楽しい熱いゲーム揃いですからね。各タイトルをゲームセンターでプレイしていた頃を思い出して、体温とハートの温度を高めて、夏を乗り切ってやろうぜ!
6月30日に発売された『モンスターハンターライズ:サンブレイク』をプレイ中という人も多そうですね。ボクも「PS2の初代モンハンが2004年だから、あれからもう18年もやってるんだなー……。」なんてぼんやり思いながら粛々とシッポ斬ったりしてます。
『モンハンライズ』では正直なところボリューム不足感があったのですが、拡張パック『サンブレイク』では、がっつりと遊び込める量と質になっていて、現在のところのシリーズ決定版的な風格がありますね。
8月の無料アップデートでは「ナルガクルガ希少種」も登場するということで、プレイを迷っていた人もまだまだ間に合いますし、レッツハンティング! マツケンサンブレイク!
8月はさらに“注目していきたいゲーム”が出るよー!
今月は夏休みシーズンだけにファミリーや子供向きなタイトルが出るかと思いきや、“直球なメジャータイトルではないけれど、ゲームファンなら注目したい”的な、渋めで大人向けなタイトルも発売されます。
ハンターはハンターでも、よりリアルな“現実の狩り”を体験できるのが、
『Way of the Hunter』
PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam/Epic Games)で8月16日(PCは8月17日)に発売される、本格狩りゲームです。
オープンワールドの広い大自然の中、そこに暮らしている動物を狩猟するという、雄大な自然やそこに生きる営みを体験できるタイトル。がっつり大人向けです。
続いては、全世界で高評価を得た異色作がついに日本語化されて登場します。
『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』
Nintendo Switch / PS5 / PS4にて8月25日発売予定。
こちらはPCで2019年に発売され、その年の様々な賞を受賞した高評価タイトルなので、コアなゲーマーの人はご存知と思います。
プレイヤーは殺人事件の犯人を捕まえる刑事となって捜査をしていくのですが、本作のポイントは膨大なテキストの量。
一般的にイメージされるRPGとは異なり、戦闘などはなく、NPCとの会話や駆け引き、TRPG的なスキルの成功や失敗、小説のような世界のなかでロールプレイを楽しんでいくという、本来の意味合いでのRPGなゲームとなっています。
そんな膨大なテキストが主軸になるゲームなので「日本語化は困難では……」とされてきた本作では、スパイク・チュンソフトがローカライズを成し遂げたというわけです。
ボクを含め、日本語でプレイしたいと長年願ってきたゲームファンも多いでしょうし、ありがたい限りですよ。
8月末付近ではありますが、残暑が続く夜にじっくり楽しみたい1本ですね。
その他にも、PC版の『Marvel’s Spider-Man Remastered』が8月13日にSteamとEpic Gamesにて発売されますね。ゲーミングPCをお持ちの人は、よりハイクオリティな環境で楽しめますよー。
ウルトラ怪獣を育成&バトル! 『ウルトラ怪獣モンスターファーム』の発売が10月20日に決定!
この連載の先月分でも“おもしろそうな注目タイトル!”としてピックアップした、Nintendo Switch用タイトル『ウルトラ怪獣モンスターファーム』の発売が、10月20日に決定!
育成シミュレーションゲーム『モンスターファーム』と『ウルトラマン』がコラボレーションした本作。プレイヤーは「怪獣」たちを育成し、大会での優勝を重ねて最強ブリーダーとなることを目指していく。
登場するウルトラ怪獣は200種類以上。掛け合わせることでオリジナルな外観の怪獣も生み出せるとのこと。発売日が決定して予約特典も店舗別特典などが発表されているので、ぜひ公式サイト等をチェックして発売を待ちましょう~。
VRはどんな感じ? 少しずつ詳細が明かされてきた『PlayStation VR2』、2万円ぐらい一気に値上げされちゃった『Meta Quest 2』
PS5用の次世代VRデバイスである『PlayStation VR2』の続報が伝えられました。
新たに紹介されたのは、快適に使えるユーザビリティ系の機能ですね。
まずは新機能その1「シースルービュー」!
ヘッドセットの正面にカメラが埋め込まれており、
ヘッドセットをつけたままでも周囲を見ることができるというわけですねー。
こちら、『Meta Quest 2』等には以前から搭載されている機能ですが、これがあるとないとでは大違いですよ。
例えば、ヘッドセットをつけたあとにコントローラーを持とうとすると、「……どこだ……このあたりのはず……あれ……どこだ……どこだー!!(ガツン!)痛った!(何かにぶつかった)」みたいな時間が発生しがち。いわゆる“メガネメガネ状態”です。
まぁ、一瞬だけヘッドセットを上げればいいだけの話なんですけど、そのちょっとが煩わしいものなんですよ。
人間だもの。
その2は「自分のプレイ中の姿を配信」!
PS5用のHDカメラでヘッドセットを装着してVRタイトルをプレイ中の自分の姿を映してゲーム画面と合成させて配信することができる、ということですね。
VRゲームはやっぱりプレイ中の人のリアクションが楽しいというところもありますので、これが手軽にできるのは嬉しいですね。
『ビートセイバー』をあたかもプレイヤーがゲーム内に入って斬り踊るような動画にしている人もいらっしゃいますし、そうしたクリエイティブな遊びかたもできるようになっていったら、より良さそうですよね。
その3は「プレイエリアのカスタマイズ」!
こちらも『Meta Quest 2』等には以前からある機能ですね。
ヘッドセットにカメラが搭載されることで、プレイ中の部屋の様子をヘッドセットがわかるようになって、「この先にはテーブルがあるよー!」みたいな感じに、エリアを設定できるわけです。
まぁ、そんなかわいいAIが話しながらとかじゃなくて、カメラ映像を見つつ自分で設定するんですけどね。
この機能で部屋のスペースに合わせてプレイエリアを設定すれば、より快適にゲームがプレイできるというわけでございます。
よりくわしくはこちらのPlayStation.Blogをご覧くださーい。
◆PlayStation VR2のユーザー体験をご紹介!
https://blog.ja.playstation.com/2022/07/26/20220726-psvr2/?emcid=or-ha-448716
さてさて、VRヘッドセットといえば、7月末には悩ましいニュースも伝えられました。
それが、『Meta Quest 2』の値上げですね。
製造費や出荷費が高騰していることに加え、円安も反映されてしまい、何と8月からの販売価格は2万円ちょいも値上がりしてしまいました。
©2022 Meta.
128GBモデルは3万7180円が5万9400円に、256GBモデルは4万9280円が新価格7万4400円。これは参っっちゃいますね。
SNSではこの値上げが伝えられると「価格改定前に買いたい!」的な声があがっていましたが、どうも販売店的には7月中旬頃からはもう在庫を引き上げていたそうで。
値上げ発表時点で買えるところは基本的にはほぼなくなっていたそうな。
世知辛い話ですよ、ホント。
7月1日にはApple製品もどかーんと値上がりしましたしねー。
個人的に懸念しているのは家庭用ゲーム機の価格への影響です。
ゲーム機は発売から数年経てば販売価格を下げた新モデルが発売されるというのが今までの慣例だったわけですが、今の情勢ではそうはいかなさそう。
値段据え置き、もしくは価格改定で値上がりという可能性すらあるかもしれません。
半導体の需要と供給バランスも今後ますます足りなくなるという予測がされていますし、なかなか先行きも厳しいかもしれません。
うーん、ホントに困っちゃいますね……。
まぁ、長く使えるように機器を大切にしていくか、もしくは3000兆円拾って落とした人からお礼に1割ぐらいもらいましょう(落とし物のお礼金は、落とし物の価値の5%から20%と「遺失物法」という法律で決められているそうですよ~)。