ゲーム・エンタメの最新の話題を伝えるぞ! 山村智美の『未来ゲーム Travelers』
ゲームやエンタメの最新の話題を伝える月刊連載コラム『未来ゲーム Travelers』です。
4月ですねぇ~。
春です。新年度です。
最近は世界的な情勢の不安があり、いろいろな要因からの値上がりも続いているなど、気が滅入る話題が多いですが、
お花見シーズン真っ盛りですし、桜をみて心の余裕と豊かさを作って、ゲームを楽しむ時間を充実させていきたいところですねー。
さてさて、今月は新年度ということもあってか多方面に話題が豊富。
『スーパーマリオ』の新たなアニメーション映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が4月24日に劇場公開されますが、
なんとこの映画に『スターフォックス』シリーズの“フォックス”が出演することが突如発表。映画にはすでに『ピクミン』もいることが確認されていて、
これを見たファンからはゆくゆくは『スマッシュブラザーズ』のような映画に発展していくのでは? と、まるでマーベル映画がアベンジャーズになっていったような想像をする人も現れています。
たしかに、『スーパーマリオ』の映画、『ゼルダの伝説』の映画の成功から、いつか『スマッシュブラザーズ』の映画に繋がっていったらおもしろそうですよね~。
では、今月の曲~。
Youtubeの「Bandai Namco Game Music」チャンネルでは、バンナムタイトルの楽曲やサウンドトラックの動画を多数公開していますが、最近は1時間超えのいわゆる“作業用動画”を公開しています。今回はその中から最新作『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』が2026年発売予定な『ACE COMBAT』シリーズの1時間MIXをピックアップ。シリーズ作の名シーン満載、プレイもかなりのもの。作業のお供にどうぞ。
Xbox Partner Previewにて龍が如くスタジオの完全新作『STRANGER THAN HEAVEN』、ポストアポカリプスアドベンチャー『Artificial Detective』など期待の新作情報が公開


Xboxのサードパーティータイトルの新情報を公開する配信番組『Xbox Partner Preview』の最新回が、2026年3月27日の午前2時に配信されました。
Xboxといえば、3月上旬に開催されたゲーム開発者向けの国際カンファレンス「GDC」にて、次世代Xboxのコードネーム「Project Helix」を公開、XboxプラットフォームのゲームだけでなくPCゲームもプレイ可能として、開発者向けアルファ版開発キットを2027年から出荷開始すると発表しました。
一方でWindowsでは、2026年春にWindows 11に「Xboxモード」というゲーム機のようなフルスクリーン&コントローラー操作に特化したモードを導入すると発表しています。
マイクロソフトとしてWindowsとコンシューマー機の両面から融合を進めているのが感じられますが、肝心のソフトウェアラインナップにおいても、アピールの機会を増やしているとのが印象的。
というわけで今回の「Xbox Partner Preview」でも約30分という短時間ながら、注目度の高い内容となっていました。
今回の目玉はこの、
龍が如くスタジオの完全新作『STRANGER THAN HEAVEN(ストレンジャー ザン ヘヴン)』。
5つの異なる時代 (1915年、1929年、1943年、1951年、1965年)で、蒼天掘や神室町など5つの異なる日本の都市を舞台に物語が展開するという、『STRANGER THAN HEAVEN』の大きな特徴を伝える最新トレーラーが公開されました。
また、『STRANGER THAN HEAVEN』単独でより詳細を伝える特別番組「Xbox Presents: A Special Look at Stranger Than Heaven」の配信を、日本時間の5月7日午前8時に放送することも同時に発表されています。
『STRANGER THAN HEAVEN』の対応機種は、Xbox Game Pass / Xbox Series X|S / Xbox on PC / Xbox Cloud / PC(Steam)/ PlayStation5。早期からXbox Game Passでプレイ可能とアナウンスしているのが印象的。5月7日の単独配信での続報にも期待したいところです。

次点で注目したいのは、ウクライナのスタジオが開発(現在は開発拠点をプラハに移動済み)で知られる『S.T.A.L.K.E.R. 2』の待望のDLCとなる、大型拡張コンテンツ『S.T.A.L.K.E.R. 2: Cost of Hope』。
ゾーンを代表する2つの勢力「デューティー」と「フリーダム」が対立する中、チョルノービリ原子力発電所やアイアン フォレスト地域をはじめ、ゾーン全域に広がる新ロケーションを探索するというもので、ボリュームはストーリーだけで20時間を超える壮大なものになっているとのこと。
DLCは今夏配信予定。
全19タイトルが紹介されましたが、そのラストを飾ったのは、
ポストアポカリプスアドベンチャー『Artificial Detective』の世界初公開映像。
人類が姿を消し、狂ってしまったロボットたちが溢れている近未来都市『コングロマリット ノース』にたった一人取り残されている“人間の少年”。本作の主人公であるロボット探偵の“AD 2846”は、この少年とロボット犬の3人で協力して世界に何が起きたのかを解き明かしていきます。
ネオノワール、レトロフューチャーの雰囲気に満ちたビジュアルに、非常に気になる要素をたくさん持つ世界観。2027年に発売予定なので、今後の続報にも期待がかかります。
PS5グローバルエディションは約2万円の値上げへ。ただし日本語専用エディションは価格変更なしで、複雑な市場への持続的な取り組みが感じられる

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月27日、PS5、PS5 Pro、PS5 デジタル・エディションおよびPlayStation Portal リモートプレーヤーの価格を4月2日より改定すると発表しました。
価格は以下のとおり。
・PS5:7万9980円→9万7980円
・PS5 デジタル・エディション:7万2980円→8万9980円
・PS5 Pro:11万9980円→13万7980円
・PSポータル:3万4980円→3万9980円
・5万5000円の「PS5 デジタル・エディション 日本語専用」は価格変更なし
PS5が1万8000円、デジタル・エディションが1万7000円、PS5 Proは1万8000円、PSポータルは5000円の値上げとなります。
ただし、PS5はどのエディションもグローバルエディション、いわゆる多言語対応版で、日本専売のPS5 デジタル・エディション 日本語専用は5万5000円のままで価格変更はなしとなっています。
円安の影響や海外市場のインフレとの差などもあって経済状況が複雑になってしまっている中でも日本語専用モデルだけは価格を維持しているところには、日本市場への考慮と努力が感じられるところです。
任天堂がNintendo Switch 2においては日本市場用のモデルを用意してバランスをとっていることもあって、SIEもそれに準じているとも言えますが、いつかそこに限界が来て、日本市場用のモデルの販売をどちらかが辞めてしまう可能性も、0%ではないという現実もあります。
今回の価格改定についてSIEからは、
世界的な厳しい経済環境の変化が長期化する状況下であり、価格改定におけるコミュニティーの皆さんへの影響を深く認識している一方で、慎重に検討を重ねた結果、今後も世界中のプレイヤーの皆さんに高品質なゲーム体験を提供し続けるために必要な判断。
と説明しています。
PS5は2025年の8月にも一度値上げが行われており、2020年の発売からは合計四回目の値上げとなります。PS5が初めて発売された2020年11月の発売時は54,978円(税込)だったので、グローバルエディションについては価格2倍近くになっているわけで、この6年の推移、メモリを代表にした様々な要因の高騰などの影響を強く感じさせられます。
と、同時に繰り返しになりますが、日本語専用モデルの価格をほぼ発売時の価格で維持しているところには矜持を感じるものがありますね。
子どもの頃にNintendo Switch 2からゲームに触れ、高校生や大学生あたりでPS5やPCにも興味を持っていく~というのが昨今の幼少期からのゲーム体験の主な流れかなとは思うのですが、これ以上ハード・ソフトが値上がりしてしまうと、どこかのタイミングでゲームから離れる率が非常に高まってしまうことも想像されるわけで、手軽にゲームを楽しむルートがなくなれば、市場が全体規模でしぼんでしまうことに繋がります。
直近だとメモリ高騰の影響が顕著なのかなと想像されますが、じゃあどうすればいいのか……というのも非常に難しいところ。ゲームファンとしては情勢を見つつ、応援していきたいですね。
『ストリートファイター6』 梅原大吾 vs MenaRD“獣道10先”が4月29日に開催決定

格闘ゲームの祭典『EVO』と、ゲーミングチームREJECTおよびBanditsは、梅原大吾選手とMenaRD選手が10本先取制の1対1の対戦“獣道10先”を4月29日に開催すると発表しました。
ウメハラ選手は、現在44歳、日本人初のプロゲーマーであり、『ストリートファイター』シリーズの競技シーンで長く活躍し続けているレジェンド。
MenaRD(RDはリパブリックドミニカ)ことメナ選手は現在26歳。『ストリートファイターV』シリーズから競技シーンでトップクラスの活躍を続け、世界王者にも複数回輝いている若きレジェンドと言えます。
もともとはMenaRD選手が2025年2月13日にXに以下のポストをしたことがこの対決の発端。
“ウメハラさんと10先させていただけたら、僕の競技人生でこれほど名誉なことはありません”
丁寧に丁寧にしたためたメッセージであり挑戦状で、この対戦が1年ほどを経てついに実現することなります。
この2人の対戦にいろいろな見方や受け取り方があるとは思いますが、上の世代の人にいずれは挑んで越えていかなければいけないという、世代を代表するプレイヤーとしての矜持を感じるさせるものがあります。
そこには、勝敗や内容よりも互いがプライドをかけて真剣に戦ったという事実そのものが大事であるという儀式めいた側面すらあるかもしれませんが、当人たちにはそんな感慨は特になくて、勝たなければ意味がないのかもしれません。
いずれにせよ、ひとつの節目にはなるであろうビッグマッチ。『ストリートファイター』シリーズのファンの人はぜひご注目ください。
4月の注目タイトルは『PRAGMATA』に『トモダチコレクション わくわく生活』!ピーター・モリニュー氏の新作『Masters of Albion』アーリーアクセス配信も
2026年4月に発売されるタイトルから注目作をピックアップ!
今月は結構変わり種な個性のあるタイトルが目立ちますね。
その中でもやはり本命と言えるのは、カプコンの新規タイトル『PRAGMATA』。
主人公のヒューが戦うのを少女のディアナがハッキング能力でサポートするという、パズルとシューティングを融合させた新機軸のアクション・アドベンチャー。
ちなみに、少女のディアナのカラーがどことなくロックマンを彷彿とさせるということで公式X自らがネタのポストを投稿。その流れにロックマン公式Xも、さらにはバイオハザード公式Xも追従するという謎の流れも見られました。ゲームメーカーのSNS担当広報さんはどこの人も優秀ですねー(しみじみ)。
Switch用タイトルからは今月は『トモダチコレクション わくわく生活』が発売! 2013年にニンテンドー3DS用タイトルで発売された『トモダチコレクション 新生活』以来の、約13年ぶりの新作となります。
心が清らかなお紳士様向けの恋愛アドベンチャーゲームの最新作『バニーガーデン2』や、
『ポピュラス』『ダンジョンキーパー』『Fable』などの作品を手がけてきたゲーム業界の重鎮ピーター・モリニュー氏の最新作『Masters of Albion』のアーリーアクセスも配信されるなど、今月はバラエティ豊か。
ライトユーザーもヘビーコアユーザーも紳士も満足な4月となりそうですよ。
それでは、良いゲームライフを!
2026年4月7日
【People of Note』
[PS5][PC]
2026年4月16日
『トモダチコレクション わくわく生活』
[NintendoSwitch 2][NintendoSwitch]
『バニーガーデン2』
[NintendoSwitch][PC]
2026年4月17日
『PRAGMATA』
[NintendoSwitch 2][PS5][Xbox Series X|S][PC]
2026年4月19日
『XenobladeX Definitive Edition Nintendo Switch 2 Edition』
[NintendoSwitch 2][PS5][Xbox Series X|S][PC]
2026年4月22日
『Vampire Crawlers: The Turbo Wildcard from Vampire Survivors』
[NintendoSwitch][PS5][PC]
『Masters of Albion』
[PC]
