ゲーム・エンタメの最新の話題を伝えるぞ! 山村智美の『未来ゲーム Travelers』
ゲームやエンタメの最新の話題を伝える月刊連載コラム『未来ゲーム Travelers』です。
7月です。何ともう2026年も後半戦なんですよねー。いやー早い。
さて、1年で最大の新作ゲーム発表イベントであるSummerGameFestも終わりました。今年のゲーム発売のだいたいの流れも見えましたねー。
やはり何と言ってもすごかったのは“11月発売予定のゲームがほぼない”ことですね。これについては今回の1つ目の話題である『グランド・セフト・オートVI』の予約販売についての本文でも触れていますが、さすが世界で2番目に売れたゲームのシリーズ最新作。圧倒的な存在感。
同時に、そんな11月にもしかしたら入ってくるのでは? と個人的に興味深く見ているのが、『ダスクブラッド』と『ゼルダの伝説 時のオカリナ リメイク』。どちらもニンテンドーダイレクトで話題となりましたが、年内発売のタイトルなんですよね。
7月や8月はもう急過ぎるとして、9月は『ファイアーエムブレム 万紫千紅』が9月17日に発売予定となったので、あまり同時期にはしないだろうと。10月は22日に『Nintendo Switch Sports Resort』が発売ですし、10月のNintendo Switch 2用タイトルには『キングダムハーツ』や『Dragon’s Dogma 2』の移植も発売されます。
となると、11月と12月しか残っていないんですよね。『ダスクブラッド』と『ゼルダの伝説 時のオカリナ リメイク』を同じ月に発売するというのもあまりなさそうですし、どちらかが『グランド・セフト・オートVI』と11月に衝突する可能性もあるのでは、というわけです。
あらゆるゲームが11月発売を避けた絶対的存在の『グランド・セフト・オートVI』に、もしかしたら対抗する何かが現れるのかも。気になりますよね。
まぁ、今月もまたゲームハードの値上げが発表されていたりと厳しい状況もありますが、発売を楽しみにしているゲームを満足にプレイできるよう、計画的にがんばってまいりましょー。
では、今月の曲~。
SummerGameFest2026のメインショーケースのトリは、スト6新キャラにティファ参戦からの『FINAL FANTASY VII』リメイク三部作の最終作『FINAL FANTASY VII REVELATION』の発表でした。リメイク三部作が2015年のE3で初めて発表され、それから1作目が2020年についに発売された頃には「このペースだと三部作がすべて発売されるのはいつになるんだい?」なんて思ったものですが。それもついに2027年の春に完結です。「三部作が全部揃う頃にプレイする!」とかつて言った覚えのある人は、ちゃんとリメイク・リバースをプレイして備えましょう。というわけで、Orchestra World Tourよりティファのテーマです。
『グランド・セフト・オートVI』ついに予約販売を開始!ほぼすべてのゲームが発売時期の被りを避けるという前代未聞の状況に

Rockstar Games、Grand Theft Auto、Grand Theft Auto VI、VI、R*および関連するロゴはTake-Two Interactive Software, Inc.の商標です。他のすべてのマークおよび商標はそれぞれの所有者に帰属します。不許複製・無断転載を禁じます。
今年もSummerGameFestで数多くの新作とその発売予定が公開されましたが、ひとつ“異常事態”が起きていました。
それは“2026年11月発売予定のゲームがほぼない”ということ。
どのゲームも9月、10月あたりに集中していて、11月発売予定の文字は見当たらない。
なぜか。
それは『グランド・セフト・オートVI』の発売予定が11月19日だからに他ならないわけです。
さすがに数本は『グランド・セフト・オートVI』との被りを気にせずに発売してくるのではと思っていたのですが、そんなことはまったくなく。
唯一、SummerGameFest期間の最終日に配信されたニンテンドーダイレクトで、アトラスの『メタファー:リファンタジオ』Nintendo Switch 2版が、11月12日発売と『グランド・セフト・オートVI』の1週間前に発売ですが、こちらは移植なわけで。
中~大型の新作タイトルで『GTA VI』と真っ向勝負をしようというゲームは今のところありません。
これまでどんなにビッグタイトルのゲームでも、ここまではっきりと、しかも本来ならホリデーシーズン向けにゲーム発売ラッシュが例年起きる11月にも関わらず、対抗馬が現れないというのは記憶にないことです。
これはもう、さすがというか。
発売前からこれほど前代未聞な状況を作り出す影響力の強さは、まさに怪物。
前作『グランド・セフト・オートV』はこれまで累計で約2億3000万本を販売して、『Minecraft』に次いで世界で2番目に売り上げたゲームソフトとなっています。
また、『グランド・セフト・オートV』の本編はシングルプレイでストーリーを楽しむものですが、同ソフトで楽しめる『グランド・セフト・オート Online』はサービス開始以来、現在に至るまで全世界で毎月約2,000万人近くのプレイヤーがアクティブになっている怪物ソフト。
13年前に発売されたタイトルながら、今でも『GTA Online』は高い人気で、日本でも『GTA Online』を活用したストリーマーイベントなどが非常に人気で、唯一無二の存在となっています。
そんな怪物の後継であり最新作となる『グランド・セフト・オートVI』ですが、ついに予約販売が開始。
日本価格は通常版9,800円(税込)、アルティメット・エディションが1万2,280円(税込)となりました。
米ドルでは通常版80ドル、Ultimate Editionが100ドルなので直接的にレート計算すると日本の販売価格はもっと高くなりますが、国ごとの価格バランスを図ってくれた価格となっているのが嬉しいところ。
現実的な問題としては、通常版9,800円(税込)を越えて1万円以上になると、ユーザーの購買意欲が大きく下がるという限界ラインの可能性もあり、今回『GTA VI』という世界最強のゲームがそれを定義したと言ってもいいのかもしれません。
というわけで、以下がPS5版、Xbox Series X/S版の販売ページとなります。
【PS Store】
https://www.playstation.com/ja-jp/games/grand-theft-auto-vi/
【Microsoft Store】
https://www.xbox.com/ja-JP/auth/msa?action=loggedIn&sandboxId=RETAIL&locale_hint=ja-JP
ただ、この予約販売開始の展開にちょっと不満の声も出ています。
そもそもいまだに“ゲームのプレイ画面は出ていない”わけで、
トレイラームービーとイメージベースなスクリーンショットのみで予約を開始したことに、一部のファンからは不満の声が挙がっています。
ゲームの詳細についても具体的な説明はいまだ少なく、アルティメット・エディションの付属アイテムがどういう仕様なのかも困惑の声が。
また、前作『グランド・セフト・オートV』は2013年9月17日に発売され、2013年10月1日には『GTA Online』が開始されたわけですが、今回の『グランド・セフト・オートVI』でのオンライン要素はどうなるのかは今のところ不明。
シングルプレイのストーリーだけで10年以上も遊ばれ続けているのではなく、『GTA Online』の存在が非常に大きいわけで、今回の『グランド・セフト・オートVI』は『GTA Online』の世界が13年ぶりに更新されるという意味合いもあるのですが、今は不明です。
というわけで、異例づくめの『グランド・セフト・オートVI』予約販売開始ですが、それでも「どうせ買うしプレイする」という人も非常に多く、SNSには予約完了報告のポストも大量。
また、それまでにPS5かXbox Series X/Sの本体どちらかを購入しなければ……というお悩みポストも。メモリ由来のゲームハード値上げもまだまだ続く見込みですし、早めの確保が推奨されるところですね。
というわけで。とにもかくにも、あらゆる意味で規格外な『グランド・セフト・オートVI』。11月の発売が非常に楽しみですね。









止まらないゲームハードの値上げ。XBOXは8月1日より4度目の値上げに

2026年8月1日よりXBOX Series X|Sの価格が値上げされることが発表されました。
XBOX Series Sの512GBモデルは100ドル、XBOX Series X|Sの1TBモデルは150ドルの値上げ。これによりXBOX Series Sの512GBモデルは499.99ドルに、XBOX Series Xの1TBモデル(デジタル エディション)は749.99ドルになります。
また、XBOX Series Xの2TBモデルは在庫限りで販売終了。
日本を含む各地域での価格改定については順次案内するとのことです。
……まぁ、「またですか」というのが素直な感想かとは思いますが、Nintendo Switch 2の値上げ、AppleのMacやiPadの値上げと、どこを見てもメモリ関連の値上げラッシュとなっています。
Xboxは2025年5月にも3度目の値上げを行っており、今回は4度目。昨年の値上げ時には「これ以上の販売価格値上げは避けたい」とコメントしていたのですが、この1年の経過と現在の状況はMicrosoftほどの企業が想定していたよりも“さらに悪い”ということにほかならないのでしょう。
現在の家庭用ゲーム機の販売価格は以下のようになっています。なお、XBOX Series X|Sは今回の値上げがまだ反映されていませんのでご注意を。
【Nintendo Switch 2】
・発売時の価格
国内専用版: 49,980円(税込)
多言語対応版:69,980円(税込)
・2026年6月の価格
国内専用版:59,980円(税込)
多言語対応版:69,980円(税込)
【PlayStation 5】
・発売時の価格
通常版:54,978円(税込)
デジタル・エディション:43,978円(税込)
PlayStation 5 Pro:119,980円(税込)
・2026年6月の価格
PlayStation5 デジタル・エディション 日本語専用:55,000円(税込)
通常版:97,980円(税込)
デジタル・エディション:89,980円(税込)
PlayStation 5 Pro:137,980円(税込)
【Xbox Series X/S】
・発売時の価格
Xbox Series X:54,978円(税込)
Xbox Series S:32,978円(税込)
・2026年6月の価格(今回の値上げ反映前)
Xbox Series X:87,980 円(税込)
Xbox Series S:62,480円(税込)
こうしてみると、本当にどれも高くなったなと思えます。Xbox Series Sは当初は32,978円だったのが、次の値上げで2倍以上になるのはほぼ間違いないでしょう。
一方でPS5の日本語専用モデルが55,000円なのは、当初の価格帯をどうにか維持しようという姿勢が感じられますね。ただ、こちらもこの価格のまま在庫を維持できるとは……ちょっと思えないところ。『GTA6』に向けて検討中の人はお早めにという感がありますね。
問題は、メモリやSSDの値上げはいつまで続くのか? 状況は今後によくなるのか? ということですが。
これは……、どちらも良くはならないというのが大半の想定のようです。アメリカのメモリ製造大手マイクロン社は現状のメモリ価格を5年ほど高値で継続する見込みを持っているということですし、そもそものメモリ製造ラインの占有は2028年までは続き、その後は不透明という状況のままです。
新設の製造工場がどれぐらい増えて、そこがどれぐらいの価格で供給するか次第ではありますが、一度高値になったものをわざわざ崩すような真似をする企業は、あまりいないだろうと思えますよね。
ただ、ゲームビジネスということで言えば、ハードの価格もソフトの価格も“見合った体験が得られるか”がすべて。現状の価格バランスはすでに……そのラインを下回りつつあるのではと感じるのが正直なところです。
とにもかくにも、今まさに購入を迷っているという人は早めの購入を。そして、すでに所持しているハードはこれまで以上に大切に扱っていきたいですね。
お絵かきかくれんぼ『めっちゃカメレオン』が配信開始16日で1,000万本配信のインディーゲームドリーム

2人の開発者が作ったインディーゲームが約2週間ほどで1,000万本セールスという、まさにインディーゲームドリームな快挙を成し遂げました。
Steamで配信中の『めっちゃカメレオン』です。
『めっちゃカメレオン』は一言で言うと“お絵かきかくれんぼ”。
プレイヤーは『鬼』チームと『隠れ』チームに分かれるのですが、『隠れ』チームのプレイヤーはゲーム開始時点では真っ白な体をしていますが、隠れる場所を決めたあとにペイントツールで体に絵を描けます。
いわゆるカメレオン状態な同化であり、擬態して、鬼チームのプレイヤーに見つからないようにするというわけ。まさに“めっちゃカメレオン”というわけですねー。
ルールは非常にシンプルですが、誰にでも楽しめますし、アイデア次第で奇抜な隠れかたをすれば盛り上がるなど、パーティーゲームとしての魅力をしっかり押さえています。
790円という低価格もあって試しやすいですし、「買って一緒に遊ぼう」と誘いやすいのもポイントですね。




まだまだ販売本数は伸びそうですし、家庭用ゲーム機への移植、特にNintendo Switchへの展開がされれば、さらに大人気となりそうですよね。
まだの人はぜひ、チェックしてみてください。
7月の注目タイトルは、『スプラトゥーン レイダース』!
2026年7月に発売されるタイトルから注目作をピックアップ!
今月は移植ではない新作タイトルの発売があまりないのが寂しいところですが、
夏休み突入時期というところもあって、Nintendo Switch 1/2のタイトルは、
7月2日『リズム天国 ミラクルスターズ』
7月23日『スプラトゥーン レイダース』
と、新規タイトルがしっかりラインナップされていますね。
特に『スプラトゥーン レイダース』はこの夏のNintendo Switch 2を支えるタイトルとなっているので、どれぐらい人気となれるかは注目です。
もう少し大人向けなタイトルだと、
『アサシン クリード ブラック フラッグ RE:シンクロ』
『Halo: Campaign Evolved』
とリメイクが2本。また、ダークファンタジーのPvPvE脱出アクションRPG『Mistfall Hunter』も、コアゲーマーならチェックしておきたいところですね。
それでは、良いゲームライフを!
2026年7月2日
『リズム天国 ミラクルスターズ』
[Nintendo Switch]
2026年7月9日
『GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok』
[Nintendo Switch 2][PS4][PS5][PC]
『アサシン クリード ブラック フラッグ RE:シンクロ』
[PS5][Xbox Series X|S][PC]
2026年7月16日
『プロ野球スピリッツ2026』
[PS5][PC]
『カルドセプト ビギンズ』
[Nintendo Switch 2][Nintendo Switch][PC]
『テニスの王子様 ぎゅ~っと! ドキドキサバイバル Tie break ♡ game』
[Nintendo Switch 2][Nintendo Switch][PC]
『テニスの王子様 も~っと 学園祭の王子様 ♡-40 and more…』
[Nintendo Switch 2][Nintendo Switch][PC]
2026年7月23日
『スプラトゥーン レイダース』
[Nintendo Switch 2]
2026年7月29日
『Halo: Campaign Evolved』
[PS5][Xbox Series X|S][PC]
『Mistfall Hunter』
[PS5][Xbox Series X|S][PC]
