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山村智美の『未来ゲーム Travelers』
目次
8月です。灼けるような陽射し、プール、かき氷、夏休みの子どもたち、セミの鳴き声。
夏、満喫していますか？
それとも、これからですか？
暑いなか出かけるより涼しい部屋でゲームをするよ派ですという人も多そうですが、
というかボクもそっち派なわけですが、
それでもひとつぐらい夏の思い出になりそうなところに行っておきたいですよね。
夏が過ぎ去ってから「あぁ、ひとつぐらい夏らしいこと、しておけばよかったなぁ……」なんて思うのは、ちょっと寂しいですからね。
それに、そういう日常の記憶や経験が充実していることが、ゲームをより豊かに楽しむ下地になったりもしますからネ。
今月はゲーム系のイベントも盛りだくさんなので、熱中症に気をつけつつ満喫していきましょうー。
というわけで、今月の曲～。
日本の夏といえばこれですかね。久石譲さんの「Summer」。
久石譲さんの夏の曲といえば、こちらという人もいるでしょうか。「千と千尋の神隠し」の「One Summer’s Day」。ロンドン出身のアーティスト、グレース・デイヴィッドソンさんとコラボレーションした英語版が久石譲さんオフィシャルチャンネルで公開されたばかりですので、ぜひどうぞ。
ジブリ繋がり～ということで、今年の夏の映画から宮崎駿監督の話題作「君たちはどう生きるか」の主題歌、米津玄師さんの「地球儀」。ぜひ、後悔のない人生を。
格闘ゲームの祭典「EVO 2023」が8月4日～6日開催！
夏のゲームの祭典といえば、格闘ゲームの祭典「EVO」ですヨ。
「EVO 2023」は、現地時間2023年8月4日（金）から6日（日）に開催されます。
日本とロサンゼルスの時差は日本が16時間ほど早いので、日本時間的には日付が変わって土曜日の深夜2時あたりから現地の初日が始まる感じですね。
「EVO 2023」のメイン種目は、
・『ストリートファイター6』
・『ギルティギア ストライヴ』
・『鉄拳7』
・『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』
・『ドラゴンボールファイターズ』
・『THE KING OF FIGHTERS 15』
・『メルティブラッド タイプルミナ』
・『Mortal Kombat 11 Ultimate』
の8種目です。
参加者は、何と全体で9,182名！ 世界各国から猛者が集まるわけで、日本からも約170名が参加予定とのこと。
もちろん、これだけ人が集まる一大イベントなので飛行機も現地の宿泊費もかなり高くなっていて、特に日本はいま円安でアメリカはインフレ真っ只中ですから、かなり金銭的に厳しいという事情があるのですが、
それでも日本からの参加者は170人もいるんですよ。すごい。
クラウドファンディングで参加費の支援を募ったという選手も見かけました。ぜひがんばって欲しいところです。
種目タイトル的には、何と言ってもまだ発売されてから約2か月の『ストリートファイター6』が注目ですよね。
新ナンバリングによる新たな戦いの始まり、その『ストリートファイター6』での最初のEVOですから、今年は特に注目が高いことでしょう。
『ストリートファイターV』からのプロ選手が今作でも強さを示すのか、それともプロ選手のなかでも新作によるパワーバランスの変化があることが明瞭化されるのか、
はたまた、無名の選手が壇上へと進むという、新時代の幕開けの象徴となる出来事は起きるのか。
いずれにしても、格闘ゲームの歴史に刻まれる新たな熱い戦いが繰り広げられるので、ぜひ以下の配信で楽しんでいきましょう。
・Evo公式Youtube
https://www.youtube.com/@evo2kvids
・Evo公式Twichi
https://www.twitch.tv/evo
・Capcom Fighters JP 公式Youtube
https://www.youtube.com/@CapcomFightersJP
・Capcom Fighters JP 公式Twitch
https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
ついに日本で！ 「ポケモンWCS2023横浜みなとみらい」が8月11日～13日開催
格闘ゲームの祭典が開催された翌週には、何と……！
『ポケットモンスター』の世界大会が開催されるんです！
https://www.pokemon.co.jp/ex/wcs_event/2023/ja/
©2023 Pokémon. ©1995–2023 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
©2023 Niantic, Inc.
©2021 Tencent.
TM, Ⓡ, and character names are trademarks of Nintendo.
©Yokohama Visitors Guide.
「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい」が、
パシフィコ横浜にて8月11日（金・祝）～13日（日）に開催です。
「ポケモンワールドチャンピオンシップス」、略して「ポケモンWCS」のことをご存知ないという人も、日本には意外といるかなと思うのですが、それもそのはず。
「ポケモンWCS」は2004年にアメリカで開催されて以来、ほぼ毎年開催されてきましたが、開催地の中心はアメリカやカナダ。
基本的にはポケモンカードゲームの世界一を決める大会としてスタートしていますが、2009年からはゲーム部門も競技種目に加わり、今では『ポケモンGO』なども種目化されています。
2020年と2021年は開催休止されましたが、昨年はイギリス・ロンドンで開催。
そして、今年はついに初めて日本での開催となったのです！
「ポケモンWCS」の歴史はこちらにまとめられています。
https://worlds.pokemon.com/jp-jp/about/history/
©2023 Pokémon. ©1995–2023 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
©2023 Niantic, Inc.
©2021 Tencent.
TM, Ⓡ, and character names are trademarks of Nintendo.
©Yokohama Visitors Guide.
なお、今年の競技種目は、
・『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
・『ポケモンカードゲーム』
・『ポケモン GO』
・『ポケモンユナイト』
の4種目。ライブ配信もあるということですヨ。
ちなみに大会以外にも、夏の風物詩的な存在となったピカチュウの行進をはじめ、様々な夏祭り的なイベントがたくさん行われます。
各イベントはチケットの事前購入が必要なもの以外にも、当日自由に参加できるイベントもあるとのことですので、ぜひ公式サイトからチェックしてください。
それにしても、昨今の「ポケモンカードゲーム」の人気もとてつもないですし、新作アプリ『ポケモンスリープ』も話題になりましたし、ポケモン人気の強さには驚かされますね。
『ポケモン』はそれこそ初期に世代だったという人だと今は親となり、子どもと一緒に最新世代の『ポケモン』を楽しんでいるという人もいるわけで。
世代をまたいで愛されるぐらいに継続して魅力を作り続け、それが世界に広がり、もはや文化といえるものになっているわけで。
初代ゲームボーイの『ポケットモンスター』が発売された頃には、こういう未来はまったく想像できなかったですが、素晴らしいなと思いますね。
というわけで、かなりたくさんの人が来場されることが予想されますが、お盆休みの入り口に「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023横浜みなとみらい」に行ってみるというのもいかがでしょうか。
ぜひ、ポケモンファンと、その愛が集結した熱気を楽しんでください！
お盆が明けたら『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』がやってくる
EVO、ポケモン、コミケ等々の大型イベントの連続から、お盆休みを経ると、
やってきますヨ。
8月の最注目タイトルが……！
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』が8月25日に発売です！
7月25日には約12分にわたる序盤のゲームプレイ映像が公開され、ゲームメディア各社のプレビュー記事も一斉解禁されています。
これはもう、百聞は一見にしかず。まだご覧になっていないという人はぜひ。
英語版ですが、日本語字幕が用意されています。
まずは何といっても、マップのスケール感が非常に大きいことがポイントでしょうか。
ACならではの高機動かつハイスピードなアクションを存分に発揮できるだけの広くてスケール感も大きいフィールドが作られています。
工業・軍事系の人工的な建物が並ぶ一方で自然の地形も織り交ぜられていますし、高低に広がる立体的な作りもポイントですね。
動画中盤で触れられているのは、新要素の「スタッガー」と「アサルトブースト」。
スタッガー中はすべての攻撃が“直撃”になって与えられるダメージが上昇。そして、一気に間合いを詰めることができる「アサルトブースト」だ。
ここぞというときに一気に間合いを詰め、大ダメージを狙っていく、高揚感ある戦いが可能になるというわけですね。
ACの醍醐味といえるアセンブルの要素においては、
“パーツを組み替えることで、パラメータの数字だけでなくアクションそのものや手触り感が変化することに注力している”
とのこと。
その自由度の高い組み合わせとバトルスタイルで挑むのは、
乗り越えたときに達成感を味わえるほどの厳しいバトル。
逆に言えば、本作では強敵を倒すために、自由度の高いアセンブルを模索していくことも求められていくということかもしれませんネ。
情報の詰まっているゲームプレイ映像で気になるところ満載ですが、
何よりも「かっこいいーーーー！」ってなっちゃいますね、やっぱり。
発売まで1か月を切っていますし、この夏、最も熱いタイトルとなりそうです。
なお、PC版では120fps対応とのことで、よりハイスピードアクションを滑らかに楽しみたい人は、そちらを選択肢に入れるのもよさそうですヨ。
8月の注目はSwitch版4人プレイ対応『ヴァンパイアサバイバーズ』、そして『AC6』！
今月の注目は上でもご紹介したとおり、8月25日発売予定の『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』ですネ。
ちょっと変わったところでは、PCのインディーズタイトルとして大人気となり、今ではそのフォロワーといえるゲームがたくさん生まれて、ひとつのジャンル化している『ヴァンパイアサバイバーズ』のSwitch版が8月17日に発売されます。
単純な移植ではなく、4人のマルチプレイで楽しめるようになっているということで、気軽にワイワイと遊べる良さが加わっているわけですね。特徴のひとつといえる低価格ぶりも健在で、Switch版は499円となっています。
8月は大型タイトルが少ないですが、翌月すぐの9月6日には、今年最大級のタイトルといえる『STARFIELD』が発売なんですヨ！
ちょっと『AC6』と発売近すぎませんか、困りますっていう感じですが……。
というわけで、8月はお盆休みに今年前半の遊びそびれたゲームをやってみたり、インディーズゲームに手を伸ばしてみたりすぐのが、いいかもですね。
・『ヴァンパイアサバイバーズ』
8月17日発売
[Nintendo Switch]
・『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』
8月25日発売
[PS5][PS4][Xbox Series X/S][Xbox One][Windows PC(Steam)]
