餅月あんこのゲーセンに行きたい!
第76回 『エメラルディア』で遊びたい!
タテにぶつけて壊す落ち物パズルゲーム!
今回は1993年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされた落ち物パズルゲーム、『エメラルディア』がアーケードアーカイブスでリリースされましたので遊んでいきたいと思います。
ゲーム文化保存研究所のライターもされている、見城こうじさんがナムコ(当時)にいらっしゃったときにディレクションしたというゲームです。それではレッツプレイ!
七つの海を勝ち進んでいくストーリーのアドベンチャーモード、3つのランクから難易度を選んでプレイできるノーマルモード、そして2人で戦える対戦モードがあります。
この丸文字っぽい書体がすごく90‘sのゲーセンっぽくってあの頃の雰囲気を思い出します。
アドベンチャーモードを始めると、練習ステージがあるようなので、練習していきたいと思います。親切!
そして2P用のエリアにいるタコは、後ろで見ている人がいることを想定して営業することを忘れません。
ルールはこちらの画面写真を見ていただくと一目瞭然!
同じ色のブロックをタテ方向(真下)に1回ぶつけるとヒビが入り、2回目で破壊できるのですが、そのときに、タテ・ヨコ・ナナメに隣接する同じ色のブロックもすべて破壊されるという仕組み。
ブロックは私がプレイした範囲ではずっとこのL字型の3マスのブロックですべて色が違うものだったのですが、なかなか難しい。
そして他の落ち物パズルゲームのクセで、なんかいい感じにスキ間なく並べようとしたり、ついうっかり同じ色のブロックをヨコに並べたりしてしまうのですが、それは計算の上なら良いのですが、エメラルディアの流儀に乗っ取ったスタイルにアップデートしていかなければなりません。
ブロックにヒビを入れたり、破壊したりするときには必ず真上から同じ色をぶつけなければいけません。
ラインを越えても大丈夫! 連鎖を狙え!
多くの落ち物パズルゲームでは、落とすパーツがどんどん積み重なっていって、上のラインを越えてしまうとゲームオーバーになると思いますが、『エメラルディア』でビックリしたのが、あふれても、すき間があればそちらに転がすことができるというお得なサービス!
しかも転がる方向を決められる!
ただし私の腕では、ブロックが線からあふれるほどの切羽詰まった状況から、こんなサービスがあっても一発逆転することはできないのでした……。
うまいこと状況を打破して挽回できたらさぞかし気持ちいいだろうなー!
パズル要素が高い(私的に)ステージ(イラストのブロックの配置は餅月の記憶によるイメージです)。
このステージのやり方のように、下に置き去りになってしまった色のブロックも、ナナメにつなげられれば一気に破壊できて、一発逆転の大連鎖が狙えるので楽しい!
ステージが進むと鬼のような速さになっていきますが、コンティニューすると次のOCEANで使える超便利なアイテムがもらえて大助かりになるので、これはゲーセンでは1クレジット入れるモチベーション上がるわ……と思いながらRボタン(アケアカでは1回押すと1クレジット入る)を必要以上に連打してしまうのでした。
EMERALDIA™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.