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妖精ポムの「未来ゲーム Travelers」
目次
3月になって少しずつ暖かくなってきましたねー。
ゲームも今年の上半期のタイトルや今後に登場予定の新プロジェクトがちらほらお目見えしてきました。
2月10日にはニンテンドーダイレクトが配信され、ニンテンドースイッチ用の上半期のタイトルがズラリ! 盛り上がっていましたねー。
主要なタイトルを発売日順に並べるとこんな感じになりますので、みなさんもおおまかな遊んでいく順番を把握しておきましょう!
『マリオカート8 デラックス コース追加パス』
配信開始日:2022.3.18(金)
『星のカービィ ディスカバリー』
発売日:2022.3.25(金)
『Nintendo Switch Sports』
発売日:2022.4.29(金・祝)
『マリオストライカーズ: バトルリーグ』
発売日:2022.6.10(金)
『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』
発売日:2022.6.24(金)
『ライブアライブ』
発売日:2022.7.22(金)
『スプラトゥーン3』
発売日:2022年夏
『Xenoblade3(ゼノブレイド3)』
発売日:2022年9月
やっぱり何と言っても夏登場予定の『スプラトゥーン3』が注目度No1でしょうか。9月予定の『Xenoblade3(ゼノブレイド3)』も期待大ですね。
他にも発表されたタイトルがありますので、くわしくは下のツイートやリンク先をご覧ください。
カプコンからは『ストリートファイター6』の制作が発表!
映像では『ストリートファイターV』最後のDLCキャラクターとして登場し、“つぎのストリートファイタープロジェクトの重要人物”と紹介されていたルークと、精悍な顔つきのリュウの姿が!
同時にヴァンパイアシリーズ全5作品をはじめカプコンの格闘ゲーム10タイトルを収録した『カプコンファイティングコレクション』を6月24日(金)することが発表されました。
家庭用機に初移植となる『ウォーザード』も収録されていますねー。
さらに、アトラスは『ソウルハッカーズ2』を発表! 『真・女神転生』シリーズのスピンオフ『デビルサマナーソウルハッカーズ』新作ですねー。PS5、PS4、XSX|S、Xbox One、PCで8月25日発売です。
新たな伝説のはじまりとなるか。『ELDEN RING』がついに発売!
ついにきましたね。
2019年のE3でタイトルが発表されてから約3年。
フロムソフトウェアの『ELDEN RING』が2月25日についに発売されました。
もうこの回が掲載されている頃には世界中の人が無我夢中でプレイしていることでしょう。
『ELDEN RING』を満喫するために貯まっていた有給をドカッと使いますっていう人もいるでしょうし、『ELDEN RING』以外のすべてのことを投げだしシャットアウトして没頭しているという人もいるやもしれませんね!
もちろんボクもそうした一人。今頃は「何で人は食べたり寝たりしなければいけないんだろう。それがなければずっと『ELDEN RING』をプレイし続けられるというのに。あと眼精疲労とか腰の痛みとかもなくなればいいのに。」などとトンチキな供述をしながら体力の限りプレイして、体力が尽きたら片手にコントローラーを持ったまま机に突っ伏して寝ていることでしょう。
『DARK SOULS』シリーズの王道進化を目標とした完全新規のタイトルである『ELDEN RING』。
ダークファンタジーの世界観を持つアクションRPGで、物語の舞台は“狭間の地”。神の血を受けた者たちが起こした破砕戦争によって壊れた世界。
プレイヤーはそんな狭間の地をかつて追放された“褪せ人”(あぜびと)の子孫となり、王を目指して冒険していく……。
プレイヤーキャラクターの呼び名である“褪せ人”という言葉がまた独特ですね。色褪せるの褪せでしょうか、神の血が褪せた(薄れた)ということなのか。トレイラー中には「褪せ人風情が不遜であろう地に伏せよ」というセリフもみられますし、追放された存在ということなので、神の血を受け継ぐものからすると忌み嫌われている存在なのでしょうか。
『DARK SOULS』シリーズは特徴の異なるエリア間がシームレスに繋がっているオープンフィールド風なマップ構成でしたが、今作『ELDEN RING』はより広く自由な広がりのある本格的なオープンマップに。
フィールドのどこでも呼び出せるという霊馬トレントに乗って、広大な世界を駆け抜けていきます。
それぞれに思惑を持ち、謎めいている登場人物たちとの出会い。探索の先にあるダンジョンの脅威。自由度の高いキャラクターの戦闘スタイル。思わず見とれるような退廃的で美しい世界。
いやぁ、もうすべてがたまらないですねー!
2022年2月にして、早くも最多ゲームオブザイヤーの有力候補の登場といっていいでしょう。
かつて『DARK SOULS』シリーズの第一作が2011年に登場し、三部作を経て、ゴールデンジョイスティックアワードに“歴代最高のゲーム”に選ばれました。
『ELDEN RING』はそれを継ぎ、超えていくことができるのか。はたまた、まったく異なる新しい道を切り開くのか。
あなたもぜひ褪せ人となり、自身の眼と耳と手と心で、それを感じ取ってみてください。
時間が消し飛ぶ人続出! 300円でこんなに遊べちゃってどうするの!『Vampire Survivors』
さてさて、2022年のゲームシーンでちょいちょいと話題になって、たくさんの人を“時間が溶けるゲーム沼”に沈めているゲームがございまする。
それがこの『Vampire Survivors』!
Steamでアーリーアクセス販売中の、いわゆる小規模なPCゲームですが、これがやばいんですねー。
いわく、
“コスパがおかしい”
“気がつくと時間がすごく経ってて危険”
“シンプルなだけにやめられない”
などなど。プレイしたら満足しきるまでだいたい10時間、いろんな要素を追っていくともっと夢中な時間を発生させる危険なゲームなんです。
ゲームシステムはとってもシンプル。
プレイヤーキャラクタは一定間隔で自動で武器を放つので、プレイヤーがすることは移動操作だけ。四方八方から迫ってくる魔物をひたすら倒していきます。
経験値が貯まるとレベルアップ! ランダムに出てくる選択肢のなかから、武器を追加したり強化アイテムをもらったりを選んで、戦闘力を高めていきます。
敵の数は時間が経過すればするほどに大量に! 最終段階では画面を完全に埋め尽くすほどになりますが、うまくキャラクターを強化していければ、それも無双の如く、なぎ倒していけちゃいます。
こうして30分を走りきればゲームクリア。プレイに応じて新しいマップが開放されたり、手に入れたお金で性能が異なる新しいキャラクターをアンロックできたりと、遊びこんでいく要素もしっかりあるんです。
このゲームはですねー。Steamで最初に配信開始されたのは昨年2021年12月。ボクは1月半ばぐらいにTwitterで存在を知って手を出して以来、夜な夜なプレイしてきたんですけど、
まぁ、やばいですよ。
群がる敵を避けつつ、プチプチ倒していくというシンプルなプレイ感はお手軽に楽しめるアーケードゲーム感覚ですが、終盤にぶわーっと大量の敵が埋め尽くすなかを掘り進むごとくなぎ倒していく様子は、PCスペックが高まった現代ならでは。
武器のチョイスにレベルアップで、攻撃がどんどんと激しく強くなっていくのも楽しいんです。そうして30分たって1プレイが終わると、新キャラクターだったりの何らかのアンロックが解除されちゃったりして、「……ちょっとだけ、これ使ってみようかな?」なんて言って、またプレイし始めて、それでまた30分が経ち、ちょっと別の武器を試してみたくなったりしてまた30分が経ち、だんだんと口数や思考も特になく、ひたすらにプレイをし続けてしまい、気がつけば朝。サンライズ。おはよう今日という1日。
なんてことになってしまうんですよ。
1プレイ30分という手軽さが、もう完全に罠なんですよね。
はっきり言って、特に中身や物語性があったりすることもなくて、ぶっちゃけ緩衝材のプチプチを指で潰すが如くプレイ感なので、それで数時間が経ってしまうと罪悪感がすごかったりもするんですけど。
そんな気持ちになってしまうぐらい、何だかんだで遊んでしまう、やばいゲームなわけです。
まぁ、ほら。
300円ですから。
PCがある人はもう、とりあえず買ってみたらいいんじゃないですかね。
300円ですから。
ね。
ついに発売『イーグレットツー ミニ』!こだわり満載全部入りなリッチトイで自宅がタイトーだぜ!
担当T氏「先月は『タイトーマイルストーン』を書いてもらいましたし、今月3月2日発売の『イーグレットツー ミニ』のことも書いてみませんか?」
ボク妖精「しょうがないにゃあ」
というわけで、これを書き始めたボクなのであった。
昨年、2021年6月の発表からいよいよ発売となりましたねー『イーグレットツー ミニ』!
発表時は「来年3月かぁ、発売はまだまだ先だねー」なんて思ったものですが、あっという間でしたね。
さてさて、『イーグレットツー ミニ』と言えば、一言で言うと“豪華な全部入り”なところが最大の特徴であり魅力かなと感じます。
これまでも筐体再現系のミニゲーム機がいくつか発売されてきたわけですが、そうした既発売の製品に“ここがこうだったら、もっと良かったのになぁ”というところがあったのは事実。
『イーグレットツー ミニ』はそれを踏まえ、そうした“もっとこうだったら”を叶えて全部詰め込んだ、豪華仕様。夢、ドリーム、卓上ゲームセンターなわけですね。
もちろん、それだけ豪華なギミック満載なので他のミニゲーム機系と比べると多少お値段も豪華ではありますが、仕様をみると納得なところだと思いますよ。
IGCCの記事をチェックされてる人であれば、もうとっくにフルセットを予約済み、仕様や特徴もしっかり把握済みだとは思いますが、ざっくり特徴をおさらいしますと、
・本体にたっぷり40タイトルを収録
・パドル&トラックボールゲーム拡張セットのSDカードでさらに10タイトルがプレイ可能
・本体ディスプレイの縦横を切り替え可能
・マイクロスイッチを採用した本格的な感触のジョイスティック+6ボタンを搭載。
・ジョイスティックは8方向、4方向の切替えが可能
・専用コントロールパッド、専用アーケードコントローラーも発売
・各タイトルにDIP-SWを基準としたゲーム設定搭載
・HDMI端子によりテレビでのプレイも可能。さらに縦型モニターにも対応しているので縦ゲームもそのままの雰囲気でプレイできる
とまぁ、こんな感じ。
あらためて、“要望されそうなところ全部なんとかしました”感がありますねー。
中でもやっぱり、SDカードでプレイタイトルを増やせるところや、家庭で『キャメルトライ』や『アルカノイド』を本格的なトラックボールやパドルで楽しめるというのはすごい。
昨今なかなか、これだけ贅沢な環境再現もののデバイスを一般販売するというのは難しいだろうなー。高級本格路線に振り切ってるトイだなと感じますね。
収録されるアーケードゲームはこんな感じ! たっぷり!
バラエティ感もしっかりあって、硬派に1人で遊びこめるタイトルから、かわいいポップなタイトル、友だちやご家族と2人プレイで盛り上がれるものも。『バブルボブル』や『パズルボブル2X』、『レインボーアイランドEXTRA』、『ダライアス外伝』や『レイフォース』などなど、人気どころなタイトルもしっかり入ってますねー。
コアなところだと、家庭用ゲーム機に初移植となる『カイザーナックル』、さらに『カイザーナックル』をベースに調整・改修したものの諸事情により未発売だった幻のゲーム『断仇牙』が収録されているところがポイントのひとつですかねー。
『カイザーナックル』は、CPUの強さがとてつもなくて、特にラスボスのジェネラルは格ゲー最強との呼び声も高いほど。当時のゲーメストでも攻略方法は「気合いで」と投げっぱなしジャーマンされ、押切蓮介さんのマンガ『ハイスコアガール』にもそのネタで登場していた、あの『カイザーナックル』。
その強さ、ぜひ自宅で体験してみましょう。
というわけで、3月2日についに発売となった『イーグレットツー ミニ』。予約しようと思ってたけど忘れてた!という人、なぜか存在を知らなくて今知った! という人、今からでも遅くないですぞ。
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