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妖精ポムの「未来ゲーム Travelers」
目次
気がつけば、もう11月ですよ。
どうします?
……まぁ、いきなり「どうします?」って言われても困るでしょうけど。
「ついこの間まで暑くなかったでしたっけ!?」
と思うぐらい、あっという間に涼しいどころかそこそこ寒さを感じる時期になっちゃいましたね。
風邪なんて引かないように、暖かくしてゲーム三昧してください!
最近のボクは、『スプラトゥーン3』でサーモンランを、『オーバーウォッチ2』で回復系サポートキャラを使ってパーティーに貢献し、何だか妙にバイトとか奉仕ばかりしているなーと。それらに疲れたら『ペルソナ5ロイヤル リマスター』をまったりとプレイしています。
『ペルソナ5ロイヤル リマスター』は、それこそ無印の『ペルソナ5』も『ペルソナ5ロイヤル』もガッツリ何周もプレイしたんですけど、改めてまたプレイしてみると、やっぱり夢中になっていくんですよねー。サブスクサービスのXboxGamePassやPCGamePassでもプレイできるので、未プレイの人はぜひ。『ペルソナ』シリーズにしかない色、ほかにない良さがありますよ。
さてさて、今月ご紹介する曲は、1980年代カルチャーをテーマに活動している音楽ユニット、ザ・リーサルウェポンズの「夏の日のメガドライブ」です! もう聴いたよーっていう人も多いと思いますが、もっといっぱい聴きましょ。
さて、もう一曲。秋になり高くなった空に旅立つ友人を想う。そんな今にぴったりな、小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」をシンガーソングライターの安藤裕子さんがカバーしたこちらを。遠くまで旅立った友人に、溢れる幸せが訪れることを願いつつ。毎日を続けていきましょう。
『メガドライブミニ2』発売! そして、5月に逝去されていた小玉理恵子さんのこと
『メガドライブミニ2』!
発売されましたね。
ちゃんとゲットできましたか? 楽しんでますか?
秋の夜長にセガサウンドで心を震わせてますか?
「はい!」
「YES!」
→「YEAH!」
それは何より!
全力で楽しむことがゲームに対しての最大のお礼ですから。
寝落ちするまで力の限り遊び倒していきましょ。
小玉理恵子さんは、1984年にセガ・エンタープライゼス(当時)に入社、『ファンタシースター』、『獣王記』(メガドライブ版)、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ版)、『ファンタシースター 千年紀の終りに』、『エターナルアルカディア』、『セブンスドラゴン』など、そのほかにも多数のタイトルを手掛け、近年ではNintendo Switchで展開された『SEGA AGES』シリーズにてリードプロデューサー及びディレクターを務められていました。
ご存じのかたもいるかもしれませんが、
ボクは某メディアにて『SEGA AGES』シリーズのインタビューをさせていただいていたので、当時は定期的にお話を伺わせてもらっていました。
初めてお会いしたのは、『SEGA AGES』シリーズの第1弾『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のインタビューのときでした。
何しろ、レジェンドなクリエイターである小玉理恵子さんですので、ボクも最初は緊張もあって、なかなか突っ込んだ質問ができなかったのを覚えています。
そんなボクのつたない質問にも、小玉さんはいつも笑顔でお答えくださいました。
いつもキリッとしていて、颯爽とした佇まいな小玉さんですが、
ときに楽しそうに、
ときに鋭く厳しく、
ときに「昔の仕事を掘り起こされるのは恥ずかしいんですよ(笑)」と、照れながらお話してくれたこともありました(某メディアの『SEGA AGES ファンタシースター』インタビューなどがその回です)。
いろいろなお話を伺わせていただいた中でもボクが覚えているのは、『SEGA AGES アレックスキッドのミラクルワールド』インタビューの中で、“セガ作品の色彩”がいかにして継がれていったのかというお話をしてくださったことです。
その時々の工夫や考えがあり、それは今の作品にも繋がっていること、多大な影響を与えていることがわかるお話でした。
他のメディアさんに載せているインタビューですが、興味があるかたはぜひご覧ください。
◆「SEGA AGES」シリーズインタビュー記事まとめ
https://archives.sega.jp/segaages/interview/index.shtml
◆「SEGA AGES ファンタシースター」インタビュー
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1150731.html
◆「SEGA AGES アレックスキッドのミラクルワールド」インタビュー
https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1169324.html
ボクも数年ぶりに、当時のインタビューを読み返しました。
もし、機会さえあったのなら、もっと貴重なお話を伺うこともできたのかなとか、どうしても考えてしまいます。
もうその機会はないのだと考えてしまうと、
寂しさが募ります。
寂しさは消えない。
この先にボクたちができることは何でしょうか。
ボクらにできることは、先人の取り組みをできる限り、目に触れられる形にして保存し残していくこと。若い人が興味を持ってそこからまた新しいものを生み出していけるように、楽しんで学べるように伝えていくことでしょうか。
そしてボクたち自身も、たまに一息ついたときに残された作品を遊びなおして、在りし日を思い出して、まだボクたちにはやれることがあると勇気をもらって。そうして前へと進んでいきたい。
そう思います。
小玉さん。
本当に、ありがとうございました。
ホリデーシーズンの風物詩、今年の“ポケモン”がくるぞ! 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』!
今年もこの季節がやってきましたね!
「どっち買う?」
そんな会話がファンの間でかわされる季節の到来。
そう、最新の『ポケモン』です!
完全新作の『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』が11月18日に発売だぜ!
もはや、「最近は寒くなってきたな……ということはポケモンの最新作が出る頃か?」
と思ってしまうぐらいにホリデーシーズンにポケモン最新作が発売されるのが風物詩ですし、もうポケモン最新作は季語なのではとすら思いますが。
ですが今回の『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』はひと味もふた味も違いますぞ!
今年1月に発売された『Pokémon LEGENDS アルセウス』でも新しい表現でポケモンたちを楽しめると好評だった3Dグラフィックスによるオープンワールドが採用されています。
『アルセウス』は時代設定的にもはるか昔であったりと、ちょっと外伝風味な位置づけになっていましたが、
今回の『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』は従来シリーズの完全新作!
そして『アルセウス』で培われたオープンワールドで楽しめる、
新世代『ポケモン』のスタート!
というわけです。
舞台となるのはパルデア地方。
お気に入りのポケモンを連れて立体的で遠くまで広がっている3Dグラフィックスのマップを突き進んでいき、
自然の中にいるポケモンの姿を楽しみながら冒険していきます。
『アルセウス』をプレイされた人は、その“自然にいるポケモンの表現”という魅力をもうご存じだとは思うのですが、
ポケモンそれぞれの大きさの違いもあり、「なるほど、ポケモンの世界ってこういうものだったんだ!」と、新鮮な体験が楽しめるんですよ。
今作では、『アルセウス』のようなアクション的なものではなく、フィールドにポケモンがいるシンボルエンカウント方式にはなっているので、『アルセウス』と従来シリーズの間のようなシステムにはなっていますが、それを差し引いても見た目にポケモンたちを楽しめるポイントだと思いますよ。
新要素には、ポケモンたちが宝石のように光り輝く「テラスタル」が登場! ポケモンたちが宝石のようにキラキラと光り輝く、パルデア地方特有の現象で、テラスタルしたポケモンはタイプが変化。バトルの展開を変える要素になっています。
『ポケモン』は初期のシリーズはプレイしたんだけど、最近はやってないなーという人、
子どもがプレイすると思うんだけど、自分はどうかなーという親御さんも、
新世代『ポケモン』のスタートとなる『スカーレット/バイオレット』をちょっとチェックしてみるというのはどうでしょうか。
ポケモンの新しい魅力に触れて、思いがけずハマってしまった……ということもありそうですよ。
11月発売の新作ゲーム&最近の注目ゲームはこちら~!
さぁ11月に発売される新作ゲームですが!
……ぶっちゃけ今年の冬は新作ゲームがちょいと少なめなんですよね。
もともとホリデーシーズンに予定されていた大型タイトルですと、ベセスダの『Starfield』やハリー・ポッター・シリーズの作品世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPG『ホグワーツ・レガシー』などがあったのですが、来年に延期しています。それ以外でも全体的に少なめですね。
まだまだコロナ禍で開発環境が難しかった余波が続いている感じもします。ゲームは数年かけて作られていますからね。ここ2~3年の余波はまだまだあるのかなと。
そんなわけでして、11月はまず前述のNintendo Switch『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。これはもう強いですよ。今年No.1ヒットタイトルの可能性もかなり高いです。
11月11日には、『タクティクスオウガ リボーン』も発売されますね(PlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam)。
『タクティクスオウガ』ファンの人にとっては、かつて2010年にPSP用とした発売された『タクティクスオウガ 運命の輪』ぶりのリメイクなわけで、『運命の輪』はなかなか厳しい評価になってしまったこともあり、今回の『リボーン』にも期待と不安が入り交じるところもあるというのが本音でしょうか。
とはいえ、グラフィックやサウンドをパワーアップし、さらにゲームデザインにも踏み込んで手を入れているということですし。期待していきましょう。
11月の新作ではなくて10月に発売されたばかりのものですが、
Nintendo Switch『ウルトラ怪獣モンスターファーム』が出来がいいと評判で、パッケージ版においては品切れも出ているそうですよ。
当連載でも発表後から、「これはおもしろそう!」とピックアップしていましたが、だいぶいい感じです。楽曲からウルトラ怪獣を生み出すわけですが、ダウンタウンの浜田雅功さんが歌われた曲だと全部ガラモンになったりと、“わかっている”感が満載。
コラボものでありつつも、ガチな『モンスターファーム』新作として出来がいいと高評価。
気になっていた人はぜひチェックしてみてね。
一方でボクが今、プレイしているのは10月28日に発売された『ベヨネッタ3』! 『2』がWiiUで発売されてから数えて約8年振りの新作ですので、グラフィックス面がだいぶ高まっているのが嬉しいですね。ぶっちゃけいい感じですよ。良作!
こうした爽快感高めなコンボアクションゲームというのも意外と新作が出ないジャンルですので、この手のゲームはプレイしたことがないという人も、ぜひ一度チャレンジしてほしいところ。