餅月あんこのゲーセンに行きたい!

  • 記事タイトル
    餅月あんこのゲーセンに行きたい!
  • 公開日
    2021年01月22日
  • 記事番号
    4628
  • ライター
    餅月あんこ

第19回「カリー・ザ・ハードコアさんとアストロシティミニで遊びたい!(前編)」

祝「アストロシティミニ」発売!
餅月がアストロシティで思い出深いのは『ファイティングバイパーズ』や『ラストブロンクス』などの3D対戦格闘ゲームだったので、そのあたりのタイトルがお好きだとよく発信されてる、東京は大久保駅前(2021年4月28日、雑司ヶ谷駅近くに移転)にある、カレーもSNSの文章も独創的な『カリー・ザ・ハードコア』さんにお邪魔して、店主の喜多さんと一緒に「アストロシティミニ」で遊びながら、色々とお話をうかがわせていただきました。
ノリのいい店主さんとのやりとりをそのままお届けします!

『カリー・ザ・ハードコア』店主の喜多さん。

アストロシティミニで遊びたい!

カリー・ザ・ハードコア店主 喜多さん(以下『ハ』):凄いっすよね、ゲーム文化保存研究所……歌舞伎町なんだって思ってちょっとビックリして。

―― ああ、そうですね。ハイジア(複合施設ビル)に入ってるんですよね。

ハ:あっ、あそこかー。(ゲーム文化保存研究所メンバーの)石黒憲一さんが「キバンゲリオン」っていう名前で配信とかに出ていて、それを観て「何でも知ってる凄い人だな」と。

―― 何と(笑)。私のコーナーはライトゲーマーさん向けのゆるいコラムなので、気楽にお願いします(笑)。今回は「アストロシティミニ」が昨年の2020年末の12月17日に発売されたので。

ハ:存じてます!

―― それでゲーム文化保存研究所も「アストロシティミニ」応援企画ということで。でも私「アストロシティミニ」に収録されてるゲームの中で、ゲーセンでプレイしたことがあるのって『バーチャ』だけで……ラインナップってご覧になりました?(『アストロシティミニ』を起動する)

ハ:あっ! 『イチダントアール』とかめっちゃやりましたねー! うわー『青春スキャンダル』! 『スペースハリアー』、『ファンタジーゾーン』……『ワンダーボーイ』って『高橋名人の冒険島』みたいなやつですよね(※『ワンダーボーイ』がファミリーコンピュータに『高橋名人の冒険島』として移植されました)。

『ワンダーボーイ』©SEGA/LAT

―― そうですね、オリジナルが『ワンダーボーイ』ですね。

ハ:うわー『アレックスキッド』! 『エイリアンシンドローム』もやりましたね~。子どものときに遊んだから、だいたい即死の連続だったみたいな感じなんですけど……一番やったのはやっぱり『バーチャファイター』かもしんないっすね~。

―― 我々世代だと『バーチャ』はすごいやりましたもんね。

ハ:あと『ぷよぷよ』とかも……遊んでみていいですか?

―― 良かったらやってみてください!

まずは『バーチャファイター』

『バーチャファイター』©SEGA ©SEGATOYS

ハ:(『バーチャファイター』をプレイしながら)画面めっちゃ綺麗っすね!

―― テレビに繋ぐとまたさらに大迫力で。

ハ:この音、ゲーセンぽい!

―― 置きっぱでインテリアとしても可愛いんですよ。『バーチャファイター』が出たときって、喜多さん何歳ぐらいの時ですか?

ハ:兄貴が高校生だったから、僕が小6か中1ぐらいだったんじゃないかな……兄貴がアメフト部だったんで、家族で試合を観に行って、僕はヒマだったから近くのゲーセンに行って、そのとき初めて『バーチャファイター』を見ましたね。ファミ通で「『バーチャファイター』っていうヤベエゲームが出た」みたいな記事を読んでたんですけど……ウワァ(キャラ選択画面で興奮)!! アキラにしよう。

―― アキラを使ってたんですね。

ハ:懐かしいっ! 技出ね~!(笑) P+G投げないのか、アキラは。後ろPとかですよね確か。槍下炮ハメとかありましたよね。うわ、すっげぇ!

―― 鉄山靠、出ましたね。

ハ:鉄山靠のコマンドを、当時、何かで見たんだ……ファミ通の『ビデオゲーム通信』ってコーナーだったっけ。

―― 最初は(バーチャの情報を扱ってたのは)そうじゃないですかね。途中からファミ通ではバーチャの記事は「バーチャファイタートゥデイ」っていうコーナーが始まったので。

ハ:アキラもPPPKみたいなコンボがあるんですよね、実は。前前PPPK……(※→→P+KPPK)。あっ、勝った!

―― いつも『ファイティングバイパーズ』のことをツイートされてるのが印象的だったんですが、『バーチャ』もやってたんですね。

ハ:(笑)そうですね。一番やったのは『3』か『3tb』ぐらいかな。

―― あ~、私も同じです。

ハ:ジャンプが……! そうそう、僕の中で格ゲーって『ストII』から始まったんで、飛び込みをやろうとしたらフワ~ッて浮いちゃう(笑)。

―― (笑)コンボ入れられまくりですね。

ハ:これ、今思うと凄いですよね。『バーチャファイター』でホントに人間を動かしてるみたいになって。…… 独歩頂膝出ない(笑)。

―― いつもアキラを使ってたんですか?

ハ:そうですね。とりあえず主役っぽいし、と思ったら、連続技がそんなにないんでけっこう大変なキャラだった(笑)。

―― そうですよね~。敵にするとイヤだけど。

子どもの頃、思う存分できなかったゲームができる!

ハ:「アストロシティミニ」、後ろ見ていいすか? これ、電池でも動くんですか?

―― 電池じゃないです。モバイルバッテリー繋いでプレイしてる人をよくSNSで見ますね。

ハ:いや、すごいな! あとこのコントローラー(「アストロシティミニ アーケードスティック」)めちゃくちゃ凄いっすね。

―― これ最高ですよね。よっぽど色違いで2コ買おうと思ったんですけど(笑)。このピンクはセガトイズで買った限定のほうで、普通に買えるのはグリーンなんですよ。

ボタンがピンクの『アストロシティミニ』と『アストロシティミニ アーケードスティック』。かわいい!

ハ:レバー感、すげー。あと、このピンクのボタンを見るとアストロを完全に思い出すというか……ずっと遊んでられますね。

―― テンション上がりますよねー。

ハ:『ゴールデンアックス』……あ、『ボナンザブラザーズ』あるんですか! すげえ!

『ボナンザブラザーズ』©SEGA ©SEGATOYS

―― 『ボナンザブラザーズ』、オススメしてる人が多いですね。

ハ:なつかしい! これはもう、僕が子どものとき、塾をサボってやりまくって死ぬほど怒られたやつです。

―― そうなんですか(笑)。

ハ:おもしろいですねー。このキャラから『タントアール』とか『イチダントアール』になってきましたよね。ドア開けたら倒せるんですよね。なにげにステルスアクションなんですよね、壁に隠れて。向いてないときは行っていい、みたいな。

―― へぇ~、おもしろい。子どもの頃、わりとゲーセン行ってたんですか?

ハ:行ってましたね~。家の近くにあって、そこで『ストII』とか初めて見て、みたいな。兄貴がゲーセンに行ってたんで、後ろで見ながら、当時の、僕が7~8歳ぐらいの頃のゲームって、鬼みたいに難しいのばっかだったんですよね。でもシューティングばっかやってましたね。

―― その頃ってそんなにゲームってやさしくなかったですよね。

ハ:今でも覚えてますよ、今は亡き祖母が、買い物とか連れて行ってくれたら、買い物中子どもたちをゲームセンターに行かせてくれて、1人に1000円ずつ持たせてくれたんですけど、僕はもう速攻で終わって(笑)、1番最初に金をなくして、後は兄のゲームを見てるだけ、みたいになってて。

―― (笑)。

ハ:そういう時代のゲームをこういうふうにやれるのは凄いですね。クレジット入れなくていいんだもん(笑)。

―― そこですよね。

ハ:大人になってからやっても、わりとムズくておもしろいっすね。……あと、子どもの頃は50円ゲーセンを探してウロウロしてましたね。自転車で何十分もかけて。昔、大阪の日本橋ってところに、「フェラーリ」っていう、1クレ10円のゲーセンがあったんですよ。そこに行くと電車代が300円ぐらいだったんですけど、差し引きで考えるといっぱいゲームができるんで、行ってましたね。

―― 凄いですね! あ、もともと大阪のかたなんですね。

ハ:ずっと大阪です。ハタチで東京に来て。……うわぁ、すげぇ。普通にめっちゃやってしまうな。

―― プレイした感じは当時と変わんない感じですか?

ハ:全然変わんないっすね。ただ僕の記憶喪失問題があってうまくプレイできないだけです(笑)。

―― (笑)移植的には問題ないっていう。

ハ:完全じゃないですか。これ、家庭用でも移植されてた記憶があるんですけど(※1991年発売のメガドライブ版など)、欲しかったけど買ってもらえなかったんですよね。あっ、これサーチライト見つかっちゃダメなやつだ。

―― 覚えてますね、けっこう。

ハ:そうですね。自分でもビックリしました。この色遣いとか見てると、後々のソニックにつながるものを感じますね。グラフィックの雰囲気とか。

セガのゲームの思い出

ハ:セガってめちゃくちゃいろんなことやってますよね。

―― セガって広告で自虐ネタ多いけど、バーチャの頃なんて日本中のみんなが最高にセガかっこいいって思ってたんじゃないですかね。

ハ:そうですね。あと、セガは『バーチャ』と……『バーチャロン』とかもそうだけど、後のスタンダードになるゲームを最初にやってる感ありますよね。

―― 10年早い(笑)。

ハ:あと『バーチャレーシング』とか。『バーチャコップ』もめちゃくちゃやったし、アストロシティじゃないんですけど、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』っていうゾンビが向かってくるガンシューがすげぇ好きで。兄貴がやってたんですけど、「すげぇゲームが出てきた。ゾンビが来るんだけど、ゾンビは銃を撃って来なくて、どんどん接近して来るんだ」っつって。「じゃあ撃たれないんだったらずっと真ん中撃ってたら終わるじゃん」つったら「そうでもねぇ、めっちゃムズくておもしれえ」つって。それでゲーセン行ってやって。そっから多分僕ゾンビ好きになりましたね。

―― ゾンビ好き(笑)。

ハ:ゾンビ映画も好きになりました。多分セガに映画の趣味嗜好までいじられてしまった(笑)。あとはメガドライブを持ってる奴はヒーローでしたね。

―― あ~、やっぱそうでしたか!

ハ:「ゲーセンのゲームできるじゃん!」っていうのもあるし。メガドラ持ってる友だちの家に上がりこんで『ソニック』とかもやったし。あと『ゴールデンアックス』めちゃくちゃやりましたね。アストロシティミニにも入ってる。最初の「ゴールデンアックス」っていう声にやられましたね(笑)。……いやでもこれホント、ゲームやってない人ほどめっちゃ楽しいでしょうね。

『ゴールデンアックス』©SEGA ©SEGATOYS

―― そうですか?

ハ:収録されてるゲームに愛着のある人や、アストロシティ好きな人はもう買ってると思うんですけど、誰でも家に1コあると絶対盛り上がるじゃないですか。接待ツールにもなる……人間が5人いたら絶対3人ぐらい『バーチャ』やったことあるじゃないですか。

―― そうですね(笑)。

ハ:「えっ、バーチャできんの!?」「初代!?」ガシャガシャガシャ、って(笑)。

―― (笑)。そうそう、私も想像以上にテンション上がりました。開封して、部屋に置いて。

ハ:絶対アガりますよね。

―― つけっぱにするんですよ。

第2弾、第3弾も出してほしい

ハ:デモが流れてる家っていいっすよね。すごいな。前出た小さいやつはゲームギアミクロでしたっけ。

―― (小さいゲーム機シリーズで)一番新しいのはそうですね。

ハ:それで「アストロシティか!!」って思って。これはぜひ第2弾、第3弾いってほしいですよね。

―― そう思いますよねー。

ハ:出たばっかりなのに「次は!」って言ったらちょっと失礼かもしれないですけど。ぜひ『ラストブロンクス』とか『ファイティングバイパーズ』とか入ってほしいです。

―― そこなんですよ。そこをぜひ後押ししていきたいなと思って(笑)。

ハ:「ドラネコシアター」でもハニー(『ファイティングバイパーズ』のキャラ)描いてましたよね。実家に単行本がありますよ。赤い、ちょっと判が大きいやつ。

―― わっ、ありがとうございます!

ハ:家のアスキー本コーナーに、「ゲーム帝国」とか、「しあわせのかたち」とか。

―― ウチと同じ本棚だ(笑)。……『バーチャ』ってシビアじゃないですか。二択とかしゃがみ対策とか、私いまだにあんまりできないんですけど、『バイパーズ』って勢いで勝てたじゃないですか。

ハ:勢いですね。とりあえずバン使って前入れながらパンチ出したら「いてまうぞコラ!」「ガシャーン!!」って。

―― そうそう、勢いが良くて気持ちいいですよね。だから『バイパーズ』大好きなんですよね。これでもっとアストロシティミニが売れて、2台背中合わせにつなげて対戦台になるようになってほしいですよね。

―― バーサスシティ状態ですね(笑)。ホント、これで終わってほしくないですよね。

ハ:これ、このコントローラー(アストロシティミニ アーケードスティック)って、他の何かにもつないで使えるんですか?

―― それが、メガドラミニ付属のコントローラー(ファイティングパッド6B)がアストロシティミニで使える(※公式でアナウンスされている情報ではありません)って話題になって、逆もあるかと思ったら、ないんですよ(笑)。逆はダメで、この子、ホントにアストロシティミニ専用なんだ……みたいな。

ハ:それでこそって感じですよね(笑)。

スペシャルおまけ!

カリー・ザ・ハードコアさんの味がご家庭でも楽しめるレシピを特別に教えていただきました! メニューは『ストロングダル』! お店でときどき「あいがけ」で提供される、豆のカレーです。

『ストロングダル』レシピ

調理:餅月あんこ(豆の種類を間違えたので見た目は若干違うと思います……文末の漫画参照)

カリーザハードコア式ダル(豆)カレー!
通常のダルカレーはあっさりとしたカレーで、チキンやマトンカレーと一緒に提供される場合が多いです。
立場的には味噌汁のようにも考えられます。
カリーザハードコアでは、そのダルカレーを数倍濃くすることで「食べると通常の256倍のパワーを出せるダルカレー」を目指しました。
オランダ料理の「エルテンスープ」を極悪仕様に魔改造した逸品です!
作り方は簡単です! ぜひ作ってお家カリーザハードコアをお楽しみください!
冷凍保存もできるので、作り置きにも最適!

約10人分
所要時間 約45分

材料
A:ホールスパイス
クミン 大さじ1杯程度
フェヌグリーク 大さじ1杯程度

B:パウダースパイス
クミンパウダー 小さじ2杯
コリアンダーパウダー 小さじ2杯
フェヌグリークパウダー 小さじ2杯
ターメリックパウダー 小さじ1杯

※市販のパウダースパイスミックスでも可
※市販のカレールー1欠片でも可
※何ならターメリックだけでも可

C:豆
乾燥ムング豆(スプリット) 500g

D:野菜
たまねぎ 大1つ(みじん切り)
刻みニンニク 4欠片(みじん切り)

E:調味料など
牛乳 1L
油 200ml
水 適量
塩 適量
発酵バター 好きなだけ
※発酵バターがなければ通常のバター、バターが高くてイラっとしたらバターの風味が強いマーガリンでも可

手順1
・鍋に豆と牛乳を入れて豆が多少形が残っている程度になるまで煮る。
・いい感じにドロドロになってきたら一旦火を止める。

※必ずテフロン鍋を使用してください。粘度が高いので焦げます。
※牛乳を入れると豆が固まりますのでおたまなどでほぐしながら加熱してください。
※かなりはねるので、豆が溶けはじめてからは弱~中火で調整してください。

手順2
・フライパンに油を入れ、Aと刻みニンニクを加える。
・香りが出てきてフェヌグリークが茶色くなってきたら玉ねぎを入れ、塩を適量加えて炒める。
・玉ねぎがきつね色になるのを目安に火を止め、豆の鍋に入れる。

手順3
・塩で味を整えながら加熱する。
・Bを入れる。
・粘度が高いと感じたら水を加えて調整する。
・発酵バターを好きなだけ入れる(当店では100g程度)。

※かなりはねるので弱火で加熱してください。
※当店では「おたまを刺して数秒動かない程度」の粘度で提供しています。

備考
・ホールスパイスはスパイスショップやスーパー、通販で買えます。なければニンニクだけでも何とかなります。
・ベーコンなどを入れても美味しいです。その場合は玉ねぎと一緒に炒めましょう。
・塩は最後に入れ、少しずつ味を調整すると好みに仕上がりやすいです。

次回、後編もまだまだ『アストロシティミニ』で遊びます!

カリー・ザ・ハードコアさん店舗情報

【店舗移転のお知らせ】

2021年4月28日に、副都心線「雑司ヶ谷駅」から徒歩2分の場所へと移転しました。
営業時間、休業日等は、下記のTwitterリンクをご参照ください。
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