空手道
タイトル | 空手道 |
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読み | からてどう |
英名 | KARATE CHAMP |
メーカー | データイースト |
リリース年月 | 1984年6月 |
ジャンル | 格闘ゲーム |
操作形態 | 4方向レバー×2 |
ゲーム概要
空手を題材とした格闘ゲーム。入力は2本の4方向レバーのみで、その入力の組み合わせによって22種類にも及ぶ技を出すことができるようになっている。ゲームスタート直後に「技テスト」として、いくつかの技の出し方を教えてくれる、いわゆるチュートリアルが用意されている。ボーナスステージも用意されており、飛んでくる食べ物を攻撃して落としたり、かわら割りや氷柱割りに挑戦したり、はたまた突進してくる牛を迎え撃ったりする。攻撃一辺倒なわけではなく、フェイントや防御動作ももちろん可能で、1対1で戦う、対戦格闘ゲームの始祖的な存在と言える。
背景
「空手道」がリリースされた時期は対戦型格闘ゲームの萌芽の見られるころで、他にも「スパルタンX」(1984年 アイレム)や「イー・アル・カンフー」(1985年 コナミ)などの名作が次々にリリースされている。そういった作品群の中でも本作が一際注目を浴びていたのは、「ガード」のみならず「フェイント」の概念を導入したのが大きいと思われる。「空手道」では、技を出し切る前にレバーをニュートラルに戻すと、その技をキャンセル(引っ込めることが)できる。これを利用して敵(CPU)の動きを誘ってそこを仕留めるなど、35年も前のゲームとは思えないほどの完成度を誇っている。
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