ドルアーガの塔

タイトルドルアーガの塔
読みどるあーがのとう
英名THE TOWER OF DRUAGA
メーカーナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)
リリース年月1984年7月
ジャンルアクションゲーム
操作形態4方向レバー×1、ボタン×1

ゲーム概要
左右2画面ほどの大きさをした迷路状のフィールドで黄金の騎士ギルを操作。悪魔ドルアーガを倒し、塔の最上階に囚われている恋人カイを救出するのが目的。落ちている鍵を拾って次のフロアへと続いている扉を開く、ということを繰り返して進んでいくが、ほぼ全フロアに「謎」が設定されており、それらを解いて様々なアイテムを手に入れなければ行き詰ってしまうよう設計されている。言わば『ゼビウス』で提示し人気を博した「隠れキャラ」の要素をさらに推し進めたもので、誰よりも先に「謎」を解きたいというプレイヤーたちの競争・協力をあおって大ヒットを飛ばした。

背景
1983年にシューティングゲーム『ゼビウス』でデビューしたゲームデザイナー遠藤雅伸氏の第二作目として話題を集めた。アイテムを集めて自分のキャラクターを強化していくことから、アクションRPGの始祖と呼ばれることも。稼働率の低下していた『マッピー』の基板を再利用し、低コストでのゲーム開発を目的に開発されたが、皮肉なことに本作が大ヒットしたことで基板が再生産されたというエピソードが残されている。バビロニア神話を題材にしており、続編の『イシターの復活』や『ザ・ブルークリスタルロッド』の他、『カイの冒険』といった関連作品もリリースされた。

ⒸBANDAI NAMCO Entertainment Inc.

この項の画面写真は、すべてバンダイナムコエンターテインメント提供

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