ゲーム・エンタメの最新の話題を伝えるぞ!
妖精ポムの「未来ゲーム Travelers」
目次
2022年も半分が過ぎました。
それにしても、暑いですねー。
まだ6月末だっていうのに関東から西は軒並み35度越え、地域によっては40度越えなんていうクレイジーな暑さになっているらしいじゃないですか。
こういうときこそ無理せずに部屋でゲームですよ!……って言いたいところなんですけど、電力も不足しているっていうことなんだよねー。
ゲームもPCも、電気が使えないとただの箱なんじゃ~……。
まいっちゃいますね。
その昔、ボクの友人はまだインターネットをするならテレホーダイに入るのが一般的だった頃(インターネット通信に電話料金がかかっていた時代に夜11時から翌朝8時の間だけ定額料金になるサービス。ちなみに現在もあって2024年に終了予定)、テレホタイム開始直後は回線が重いからとできる限り早寝をして、深夜2時ぐらいに起きて、そこからテレホタイム終了までネットを堪能するという生活をしていました。
もしそういう生活リズムが可能な人は、電力消費がピークな時間は寝るなりして、深夜や朝方にゲームなり炊飯器を使うなりの電力を使う行動をするようにしたら、いいのかもしれませんねー。
まあ、いろんな事情があるとは言っても一番大事なのは健康と命ですので、無理なくやっていきましょう。
作戦は基本的に“いのちだいじに”! 末永く未来のゲームやエンタメを楽しんでいきましょう~!
というわけで、今月の曲を。
まずは、夏の始まりのこの季節、夏の夜にぴったりな、佐藤千亜妃さんで『Summer Gate』。
続いて~、こちらはゲームセンターが好きな人、特に東京の某所によく行くよ~なんていう人にもぜひチェックいただきたい。yamaさんの『桃源郷』。
最後は、いわゆる夜行性アーティストの中でも美しさと切ない物語性が人を惹き付けるヨルシカのLIVE映像から『歩く / 心に穴が空いた』です。どうぞ~。
「ニンダイミニ」で新作・名作続々! 個人的な注目は『ウルトラ怪獣モンスターファーム』!
今年はE3の開催こそありませんでしたが、やっぱり6月といえば新作タイトルを発表するお祭りの季節。
今年後半から登場してくる新作タイトルがたくさん発表されましたね~。
6月28日にはNintendo Switch用に発売される任天堂以外のメーカーからのソフトを紹介する『Nintendo Direct mini 2022.6.28』が公開されましたー。
すべてのラインナップは上の動画か公式サイトにてご確認いただくとして、いくつか要チェックだなというタイトルについて触れておきましょう~。
まずは、いろんな意味でも話題になったという点でアトラスの『ペルソナ3P/4G/5R』の移植ですね!
最初はマイクロソフトのXbox & Bethesda Games ShowcaseにてXbox series X/S/OneおよびPC GamePassへのリリースが発表され、「あの『ペルソナ』シリーズがXboxに!」、「他のハードには移植されないの!? どうなの!?」と話題になったわけですが、この時点では他ハードへの移植は明かされず。
いろんな噂が飛び交う中、後日にはプレイステーション4や5でもリリースされることが明かされ、
「じゃあ、Switchには!? Switchには出ないの!?」
「いや、Switchには出ないんじゃないかー?」
「ここまできたら出るでしょー!」
という感じに、最後に残されたSwitchユーザーのみなさんがやきもきしていたわけですが、
結果、「Nintendo Switchでも発売されまーす! 要するに主要なプラットフォーム全部で出まーす!」
ということだったわけですね。
段階的にリリースされるプラットフォームが明かされていったことで、結局6月中ずっと『ペルソナ』シリーズが出るか出ないかの話題が続いていましたね。
振り回されたというか、あれこれ考えたゲームファンの人もいたのではないでしょうか。
移植というところでは、『ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション』もNintendo Switchにて10月6日に発売となります。
評判を知ってプレイしてみたいと思っているもののSwitch以外のハードを持っていないんだよねーという人も多いでしょうし、この移植の機会により多くの人にプレイしてみてもらいたいですねー。
同じく、「名作なので未プレイの人にぜひプレイしてみてもらいたい枠」として、名作3Dパズル『Portal』が1と2セットになって、Nintendo Switchに配信開始されています。こちらもぜひ。
個人的に「あ、これおもしろそうだー!」と思ったのがこちらの
『ウルトラ怪獣モンスターファーム』!
その昔にヒットした『モンスターファーム』をベースに、ウルトラ怪獣で楽しめる最新作ですね。
曲名やアーティスト名のデータベース、または交通系ICカードを読み込むことで、様々にステータスが異なるウルトラ怪獣を生み出して育成できるそうで、トレーニングでステータスを高めて他の怪獣と戦ったり、探索をしたり、さらには他の怪獣と合成してオリジナルな怪獣を生み出すこともできるのだとか。
公開されたトレイラー映像ではバルタン星人、ゴモラ、ゼットン、ダダ、ちっちゃくカネゴンの姿が、さらにロゴにもセブンガーなど多数の怪獣が確認できますね。
リリース記事には、「ゼットン柄のゴモラなど、合成で誕生する怪獣を含めると、登場怪獣は全部で200種以上!」とあるので、
「○○っていうバンドの□□っていう曲がめっちゃ強い怪獣になるぞ!」的な情報のやり取りから特殊な怪獣を見つけたり、レアな合成怪獣の育成などが楽しめそうですねー。
『ウルトラ怪獣 モンスターファーム』は2022年発売予定です。
7月29日はついに『ゼノブレイド3』発売! ゼノブレダイレクトでは大量の情報が公開!
Nintendo Switchの7月の大型タイトルといえば7月29日に発売となる『ゼノブレイド3』。
こちらは単独で「ゼノブレイド3 Direct 2022.6.22」が公開され、世界観や物語の重要な情報も明かされました。
一切のネタバレや情報をいれずにまっさらな頭でプレイしたいという人もいると思いますので、この記事では触れないでおこうと思いますが、気になる人は、ぜひ上のダイレクトの映像をご覧ください。
「Summer Game Fest 2022」でスクエニ、カプコンはじめ多数のメーカーからの発表ラッシュ! マイクロソフトには小島監督が!
今年はE3こそ開催されませんでしたが、多くのゲームメーカーが「Summer Game Fest 2022」にて、最新タイトルを発表していました。
やっぱり6月の発表ラッシュは、お祭り感があっていいですよねー。
こちらも全部をおさらいするのはあれなので、注目タイトルや出来事をピックアップしてみましょう。
まずはこちら。この連載の先月にもお伝えした、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーVII 25周年記念』の配信ですねー。
こちらでは
・Steam版『FF7 リメイク インターグレード』配信
・『クライシス コア FF7』リマスター版が発売決定
・『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続編『ファイナルファンタジーVII リバース』発表
などが発表されましたー! クライシスコアを久々にプレイしたいなというザックスファンの人や、7リメイクの続編を待ち望んでいた人は、「ついにきたー!」と高まったのではないでしょうか。
“ファイナルファンタジーVII リメイクプロジェクトは全3部作”ということも明かされたので、『ファイナルファンタジーVII リバース』は3部作の2作目となるわけですが、リリース予定は“来冬”です。
来冬っていう言葉はあまり一般的ではないかなーと思うのですが、
今は初夏ですので、今冬は次に訪れる冬の時期。つまり2022年後半~2023年前半までの冬になるわけですね。
来冬は、さらにその次の冬のことですので……2023年後半~2024年3月ぐらいまで、というところでしょうか。まぁ、結構先ですね。
それに今のところPS5専用ということなので、PC版が出るとしたらリメイクの例でいくとPS5版の数年後になる可能性も。
……がんばってプレイ環境を整えて待ちましょう!
カプコンからは、
・『ストリートファイター6』
・『バイオハザード RE:4』2023年3月24日発売
・『バイオハザード ヴィレッジ』イーサンの娘「ローズ」が主人公のDLCが10月28日配信
・『バイオハザード RE: バース』10月28日に配信
・『エグゾプライマル』
・『ドラゴンズドグマ2』
などなど、大型タイトルの発表がありました。
まだまだ、ここ数年のコロナ禍の影響で開発の遅れなどが響いているゲームメーカーさんも多いと思うのですが、カプコンはしっかり大型タイトルの数を出してくるなーと感じます。すごい。
注目はやはり10月28日に配信される『バイオハザード ヴィレッジ』のDLC。本編エンディング後のアフターエピソードが展開されるということですが、主人公がまさかのローズ! どんな物語が待っているのか。
また、『バイオハザード ヴィレッジ』の特典ソフトだったオンラインゲーム『バイオハザード RE: バース』も、クオリティアップのために長らく延期されていましたが、いよいよ10月に登場するとのこと。
『RE:3』のオンラインモードだった『バイオハザード レジスタンス』を楽しんだ人は、『RE: バース』も期待して待っているのではないでしょうか。こちらもいい感じになっていてほしいですねー。
そして翌年2023年の3月24日には、『バイオハザード RE:4』が発売と。今年後半から来年の3月まで『バイオハザード』シリーズの展開が充実してますね。
「Summer Game Fest 2022」の配信に、ノーティードッグ共同プレジデントであるニール・ドラックマンが登場して、初代『The Last of Us』のリメイクを発表しました。
リマスターではなく、最新技術を使ったPS5用エンジンにより細部まで作られる“フルリメイク”! PlayStation5用ソフトウェア『The Last of Us Part I』として9月2日に発売予定とのことですが、
PC向けにも販売が予定されているということで、『The Last of Us Part I』ほどのPSプラットフォーム代表格と言えるタイトルもPC向けに提供していくというところもまた、大きなトピックだなーと感じます。
マイクロソフトの「Xbox & Bethesda Games Showcase」では、今後1年以内に発売される予定のタイトルというくくりで、多数のタイトルを発表。またそのほとんどすべてがサブスクリプションサービスのGame Passで初日から遊べるということで、力こそパワー的なパワフルな内容となっていましたねー。
中でも特にインパクトがあったのは、やはり小島秀夫氏が登場したことでしょう。
Xbox Game Studiosとコジマ プロダクションはパートナーシップを組み、「クラウドの力を存分に活かすことで、誰も未だかつて見たことのないようなゲームを製作する」と発表しました。
当連載でも以前に触れたように、家庭用デバイスレベルではなく、クラウドサーバー規模で動作する巨大なユーザー接続型ゲームへの取り組みが次世代のアプローチのひとつ。
もしかしたら、このコジマ プロダクションとのパートナーシップもそうした方向への取り組みなのかもしれないですねー。
マイクロソフトのショーケースの最後を飾ったのは、やはりベセスダの『Starfield』!
15分の実際のゲームプレイ映像が初公開されました。「探索可能な惑星が1000以上ある」、「宇宙船や活動拠点の基地を建設することもできる」などなど、その巨大さと自由度の高さがアピールされました。
ただ、「探索可能な惑星が1000以上ある」と言われると、どうしてもゲームファン的には「そのうち中身がちゃんと作り込まれている惑星はいくつあるんだろう……?」とか、「No Man’s Skyかな?」と思っちゃうのも事実。世界中から期待と、期待がゆえの不安の声も挙がっていますねー。
ちなみに、本語吹き替えが下のベセスダ日本公式ツイッターでちょっとだけですが公開されているので、気になるかたはぜひチェックですよー! 日本語吹き替えいい感じです。
マイクロソフトのショーケースでは、後日に「Xbox Games Showcase Extended」という追加の配信も行われました。そちらの最後に登場したのは、ウクライナのキーウを拠点とするゲームスタジオGSC Game Worldからの最新メッセージでした。
FPS『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』を制作中のGSC Game Worldですが、ロシアによるウクライナ侵攻により開発は中断されており、公開された映像ではキーウから避難する様子や、現地に残り兵士として戦っているという開発メンバーの姿も紹介されました。
戦争の恐怖にさらされる中でも自分たちが好きなゲームを作るということ。そのメッセージをぜひ、こちらの動画からご覧いただければと思います。
あのミニハードが再びやってきた! 『メガドライブミニ2』が10月27日発売
この連載を読んでくれているぐらいのゲームファンなみなさんはもうとっくにチェック済みかつ予約済みだとは思いますが、
“令和初のゲーム機”として話題を呼んだミニハード『メガドライブミニ』が、『メガドライブミニ2』となって帰ってきましたよー! 2022年10月27日発売予定!
メガドライブのコンパクトな後継型「メガドライブ2」がモチーフのミニハードで、今回はメガCDタイトルも含めて50本のタイトルが収録されるとのこと。
もちろん、デコレーションキットの「メガドラタワーミニ2」も発売!
収録タイトルの発表はこれまで2回行われていますが、今後は7月15日、8月上旬、8月下旬と3回予定されていますので、そちらもお見逃しなくー!