餅月あんこのゲーセンに行きたい!
第72回 プリ機で盛りたい!?
プリントシール機の盛り機能、使う!?
最近も変わらずプリントシール機ことプリ機、人気ですね! 機能はどんどん進化していて、「目を大きく」など、盛れる加工がされるようになっていますね。
スマホなどでも自分たちでいつでもどこでも撮影して、盛り加工やデコレーションができるアプリもあるのに(そして手軽にシールにプリントできる比較的安価な小型のデバイスもあるのに)、それでもゲーセンに行って友だちとプリ機で写真を撮るというのは根強い人気のようです。
でも近頃の若い女の子たちにとっては当たり前の、本物よりはるかに目が大きく加工される写真に私はどうも、まったく、慣れないのです…! 実際に撮ってみたら「良い!」って改心したりするのかな? というわけで親族のティーンの女の子、UMEちゃんに色々教えてもらいつつ、撮影につきあってもらいました。
―― プリ機、すごくいっぱいある!
UMEちゃん この前は友だちとこれで撮ったから、今日はこれで撮ってみたい!
―― 好きなの選んでいいよ。方向性がいろいろあるんだねぇ。
撮影ブースに入って撮影しますが、今回選んだ機種は何やら動画が作成されるようで、連続していくつかのポーズを要求されました。
できあがった写真はプリントされるだけでなく、動画もQRコードやメールなどでスマホなどに送ることができるようで、顔を隠すポーズが多いのはSNSに上げるなど、何かとニーズがあるようです。
撮影後は大きな画面と液晶パネル、タッチペンがあるコーナーに移動します(けっこう大きな筐体ですね)。
写真も何枚印刷するかとか、撮影した写真の中からどの写真をプリントするか選んだり、ペンツールで文字や絵を描いたりできます。
UMEちゃん曰く、撮影後にココで友だちとキャッキャキャッキャやるのがかなり楽しいそうです。スマホでラクガキするよりみんなで大画面で見れるもんね。あれだな、きっとメガロ筐体でバーチャするみたいな感じだな。
そして写真が完成!
涙袋が発生してて「ほほう…」と思ったので、わかりやすくするためにふだんの白猫ではなく茶色猫でお伝えしております。Zoomの「外見を補正する(美肌機能)」の、単に肌をきれいに見せてくれるだけの機能のつつましいこと。
プリ機ではおおむね「目を大きく、黒目を大きく、マツ毛増量、肌はきれいに白く、口やアゴは小さく、リップは赤く」という加工がされてる感じですが、プリ機の中の人工頭脳的なものが「こういうふうに加工すると美人」というふうに学習させられてるの、じわるものがあります。
それでもやっぱり一般的なプリ機の盛りっぷり、私は慣れない!
―― 学校とかで会うリア友は毎日ふだんの顔を見てるから素顔を知ってるわけじゃない? 盛られた写真を見せ合いっこするのはどうして???
UMEちゃん スマホでもふだんから友だちに見せる写真はアプリで盛るのが当たり前だからコレが普通だよ。むしろ盛ってないと落ち着かない。
―― そうなんだ……こっちが当たり前なんだ……。
というわけで今時の若い子は盛るのが普通になってるけど、私はやっぱりまだ慣れないのでした……。
盛るプリ機、試したことない人はぜひ一度試してみてください!
とりあえずまわりの人に見せるとウケて何だか話がはずむことうけあいです!